銀行は絶対に教えない、ダメな投資信託の見分け方

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インデックスファンドはベンチマークに対してよりそのパフォーマンスを近づけるという努力をする投資信託なのですが、アクティブファンドと異なって複数のポートフォリオマネージャーやアナリストを配置しなくてもよいので、信託報酬が安くて済むという構造です。したがって、金融庁もインデックスファンドの品揃えを多くしているわけです。

インデックスファンドはトラッキングエラー(ベンチマークとのズレ)を抑えるために、運用現場ではそれはもう人知れずに相当な手間をかけているので、全く持ってメンテナンスするのが楽な金融商品ではないです。この辺りに焦点が集まりにくいのは残念です。

ただ、世間ではそういうことになっていて、信託報酬が安いのです。金融庁は国民に運用費用を安く抑えてもらうためにインデックスファンドをより多く提示しているわけです。

二つ目の理由は、多くのアクティブファンドのパフォーマンスがインデックスファンドにパフォーマンスで負けるので、インデックスファンドの方が資産形成に結び付きやすいと考えているのではないでしょうか。

ただ、「インデックスファンドもベンチマークに対して信託報酬の分だけ確実に負ける」ので、多くの投資家が思っているような夢の金融商品ではないですが、相対的にマシな商品ということです。

良いアクティブファンド、悪いアクティブファンドの見分け方

前置きが長くなりましたが、ここではアクティブファンドの見分け方をお伝えしていきます。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。