銀行は絶対に教えない、ダメな投資信託の見分け方

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(ケース5)機能やテーマ性に求めるファンド

相変わらず、「毎月分配型」といった機能やテーマを売り文句とした「XXXファンド」が存在しますが、これらは投資家のニーズを満たしているので売れるということはあるのですが、最終的に投資家にリターンを提供できているのかは疑問が残ります。

まあ、「機能やテーマに訴えかけるのが商売の基本だ」といわれればそれまでなのですが、儲かった分を分配とし、バリュエーションを意識してテーマもえらぶというような工夫がされれば、文句もないですが、現時点ではそうなっていないので、本当に良いアクティブファンドとそうでないファンドの見極めが難しいというのが実際です。

ただ、付け加えておきたいのが、テーマといっても成長する産業、たとえばグローバルのテクノロジー産業というような切り口のセクターファンドという位置づけであれば、もっと様々な商品が出てきてもよいかなと思います。実は米国ではセクターファンドは一定のポジションを確立しています。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。