気づいたときから早めに調べて行動。老後が長いことを視野に

寿命も延び、現在は老後生活もぐっと長くなっています。厚生労働省の「令和元年簡易生命表の概況」によると男性の平均寿命は81.41年、女性は87.45年であり、前年度よりもさらに延びているそうです。しかし長い老後に比べ、収入は今までのように入ってきません。それまでにしっかり準備しておくことで、安定したセカンドライフを送れるようになるでしょう。気づいたときから早めに行動し、安心して老後を迎えたいものですね。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。


【参照】
金融広報委員会
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」4金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)、28借入金の有無、30借入金残高(借入金有無回答世帯)
家計調査 貯蓄・負債編」二人以上の世帯・勤労者世帯 7-3貯蓄・純貯蓄現在高五分位階級,世帯主の年齢階級別
日本年金機構「令和2年4月分からの年金額等について
厚生労働省「高年齢者雇用安定法の改正」「令和元年簡易生命表の概況

古谷 梨子