海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護活動を行う団体「puppykittynycity」のInstagramアカウント@puppykittynycityの投稿。

投稿によると、痩せ細った状態で動物病院に運び込まれた猫のアーティーは、ほとんど骨と皮だけの状態で、獣医師も驚くほど深刻な栄養失調に陥っていたといいます。

執筆時点で8559回再生、約1273件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、猫を迎える際に知っておきたい、猫の飼育費用(月平均)についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
骨と皮だけになるまで痩せ細り、動物病院に運び込まれた猫のアーティー。担当医は、アーティーがかつて誰かに飼われていたものの、ひどく世話を放棄されていたのではないかとみています。まだ幼さの残る体でこれほどまでに衰弱してしまった経緯を探るため、施設では血液検査の結果を待ちながら、安全で温かい環境の中で見守りを続けています。先の見えない不安の中にあっても、アーティーがこのまま健康を取り戻せるようにと、多くの人々が回復を願う声を寄せています。

1. 【飼い主に放置され、ひどく衰弱していたとみられる猫】動物病院で明らかになったアーティーの深刻な状態

動物病院で診察を受け、骨と皮だけに痩せ細った体を見せるアーティー1/5

動物病院で診察を受け、骨と皮だけに痩せ細った体を見せるアーティー

出所:@puppykittynycity

投稿によると、猫のアーティーはようやく動物病院にたどり着き、その体を間近で確認すると、あまりの痩せ方に衝撃を受けたといいます。骨の形がはっきりと浮かび上がるほどで、体にはほとんど肉が残っていない状態でした。

担当の獣医師は、アーティーが以前は誰かに飼われていた可能性が高く、長期間にわたってひどく世話を放棄されていたとみています。また、アーティーはまだ若い個体とみられ、これほど幼いうちにこのような状態に陥っていたことに、スタッフたちも言葉を失ったといいます。

2. 【今は保護施設で経過観察中】血液検査の結果を待ちながら安全に過ごすアーティー

血液検査の結果を待ちながら、施設で優しく見守られるアーティー2/5

血液検査の結果を待ちながら、施設で優しく見守られるアーティー

出所:@puppykittynycity

投稿では、アーティーの体に何が起きていたのかを正確に把握するため、詳しい血液検査に出したことが伝えられています。結果が出るまでの間は、安全な環境で食事を与えられながら、スタッフに見守られて穏やかに過ごしているとのことです。

投稿には、アーティーがどうか無事でありますようにという願いも綴られており、担当者たちがアーティーの回復を強く願っていることが伝わってきます。

コメント欄では

  • 「とても心が痛みます。アーティー、可哀想に。愛情のこもったケアで元気になり、良い回復を遂げますように。救ってくれてありがとう」
  • 「きっと見違えるほど元気になるはず。それにしても、人間のしたことは本当にひどい」

など、アーティーを気遣い、回復を願う声が多く寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回のアーティーの投稿をリサーチする中で特に印象に残ったのは、担当の獣医師が「以前は誰かに飼われていた可能性が高い」と推測している点です。もし本当にそうだとすれば、一度は家族として迎えられたはずの命が、ここまで痩せ細るまで放置されてしまったという事実に、胸が締めつけられる思いがしました。実際にリサーチを進める中でも、こうした「元は飼い猫だったのではないか」と思われる保護例は決して珍しくなく、飼育放棄が身近な問題であることを改めて感じさせられました。もし皆さんの周りで、痩せ細っていたり、明らかに具合の悪そうな猫や犬を見かけた際には、自己判断で餌を与えるだけで済ませず、まずは地域の動物保護団体や自治体の窓口、動物病院に相談することをおすすめします。早期に専門家へつなぐことが、その子の命を救う一番の近道になります。アーティーはまだ血液検査の結果を待っている段階で、この記事の時点では完治や回復を報告できる状況ではありません。それでも、安全な環境で温かいケアを受けながら過ごせていること自体が、大きな一歩だと思います。この記事を通じて一番伝えたいのは、たとえ今は先の見えない状況であっても、気づいて手を差し伸べる人がいれば、命をつなぐことができるということです。アーティーがこれから穏やかに回復し、安心できる家族のもとで幸せに暮らせる日が来ることを、心から願っています。

4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。

(中略)

一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%
猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 「命はあと数時間」と言われた瀕死の犬、懸命な治療で見せた回復にSNSで感動の声

            「命はあと数時間」と言われた瀕死の犬、懸命な治療で見せた回復にSNSで感動の声    

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5.2 「手放されても、みんなの太陽であり続ける」5年暮らした家を手放された保護犬に反響

            「手放されても、みんなの太陽であり続ける」5年暮らした家を手放された保護犬に反響    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@compassionwithoutbordersさんがInstagramに投稿した、5年間暮らした家庭から手放されるも、新しい保護先で愛される保護犬・ドリーの近況をご紹介します。少し変わった声の出し方も愛嬌のひとつとして受け止められ、新しい家族を待つドリーの魅力に多くの声援が寄せられました。さらに記事後半では、犬の生涯費用についても解説しています。

5.3 「分け与えても、私たちは貧しくならない」空腹に耐えていた野良犬に差し出された優しさがSNSで反響

            「分け与えても、私たちは貧しくならない」空腹に耐えていた野良犬に差し出された優しさがSNSで反響    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@jambidogloverさんがTikTokに投稿した、空腹に耐えながら食べ物をじっと見つめていた一匹の野良犬に、心優しい人物が食事を差し出す様子をご紹介します。「分け与えても私たちは貧しくならない」というメッセージが添えられた本投稿には、多くのユーザーから温かい声が寄せられました。記事後半では、犬の生涯費用についても解説しています。

参考資料