海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、ご紹介するのは、海外で動物保護をしているVoz Animal Peru | Anais AnayaさんのInstagramアカウント@vozanimalperuの投稿。

今回は、長年劣悪な環境で飼育され人に怯えていた犬が、心を開いて元気に遊ぶまでになった現在の様子を紹介してくださっています。

執筆時点で約2030件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

小泉 柚乃
劣悪な環境で飼われていた、約40匹もの犬が保護された住宅から救い出された9歳の「ロゲリオ」。長年つらい環境に置かれていたことから、保護された当初は強い不安を抱え、人を警戒していたといいます。それでも保護施設で生活するなかで徐々に心を開き、現在は散歩や遊びを楽しむ活発な犬になりました。人への信頼も取り戻しつつあるロゲリオは、今も新しい家族との出会いを待っています。この記事では、救い出されたロゲリオの現在をご紹介します。

1. 【劣悪な環境下で飼われ人に怯えていた犬】たくさんの愛情に触れて人を信頼するまでに

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DdDElhcDfCC/?img_index=1" target="_blank">@vozanimalperu</a></u>

出所:@vozanimalperu

海外のSNSで、劣悪な環境から救出された9歳のシニア犬「ロゲリオ」が、新しい家族を探す様子が紹介されています。

ロゲリオは、ある一軒家から救出された犬の1匹です。その家では約40匹もの犬が劣悪な環境に置かれ、長年にわたり虐待や閉じ込められる生活を強いられていたことから、「恐怖の家」と呼ばれるようになったといいます。

救出時にも飼い主はロゲリオを手放そうとせず、足を強くつかんでいたそうです。それでも救助スタッフが保護し、その後動物保護団体がロゲリオを引き取りました。

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DdDElhcDfCC/?img_index=1" target="_blank">@vozanimalperu</a></u>

出所:@vozanimalperu

保護当初は怯え、不安が強く、人を信用できない様子だったロゲリオ。しかし、今では遊ぶことや屋外での散歩が大好きで、人にも再び信頼を寄せるようになりました。現在は保護施設で暮らしながら、新しい家族との出会いを待っています。

ネット上では、ロゲリオに新たな家族が見つかるよう願う声とともに、里親募集の情報を広めようとする声も多く寄せられました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
犬を新しい家族として迎える方法は、ペットショップやブリーダーから購入するだけではありません。動物愛護センターや保護団体などには、さまざまな事情から保護され、新しい飼い主との出会いを待っている犬たちが多くいます。

保護犬のなかには、ロゲリオのように虐待や劣悪な飼育環境、長期間の閉じ込めを経験した犬もいます。過去の経験から人を警戒したり、新しい環境に強い不安を感じたりする場合もあるため、その犬の性格や状態を理解し、無理に距離を縮めようとせず向き合っていくことが大切です。

また、シニア犬を迎える場合は、年齢を重ねることで体調に変化が現れる可能性も考え、日々の健康管理や定期的な受診など、これから必要になるお世話についても家族で考えておきたいところです。年齢だけで判断するのではなく、その犬と最後まで暮らしていけるかを十分に検討したうえで迎えましょう。

ロゲリオにも、里親情報のシェアが広まり、新たな家族が見つかりますように。

3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」

参考資料

小泉 柚乃