海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、インドネシアの野良犬の様子を発信する「JAMBI DOG LOVER」さんのTikTokアカウント@jambidogloverの投稿。

路上でエサを求めるようにじっと佇んでいた一匹の野良犬が、通りがかりの心優しい人物から食事を差し出され、警戒しながらもそれを口にする様子が収められています。

執筆時点で1万2000回再生、約1600件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
路上でじっと食べ物を見つめ、空腹に耐えていた一匹の野良犬。声を上げることも、助けを求めることもできないその姿に気づいたのは、通りがかった心優しい人物でした。差し出された食事を前に、警戒しながらもおそるおそる口へと運ぶ犬の様子は、多くの利用者の胸を打ちました。投稿には「分け与えても私たちは貧しくならない、むしろ幸せな気持ちを与えてくれる」という言葉も添えられており、見返りを求めない小さな優しさのかたちが、SNS上で静かな共感を呼んでいます。

1. 【空腹に耐えていた犬】食べ物をじっと見つめていたその眼差し

空腹に耐えながら食べ物を見つめる野良犬1/6

空腹に耐えながら食べ物を見つめる野良犬

出所:@jambidoglover

投稿によると、この犬は路上でじっと佇み、食べ物をじっと見つめていたといいます。

その眼差しは、犬が空腹であることを物語っていました。言葉を話すことのできない犬に代わって、その様子に気づいたのは、近くで調理をしていた男性でした。

食べ物を差し出されるのを待つ野良犬2/6

食べ物を差し出されるのを待つ野良犬

出所:@jambidoglover

男性は鍋から食事をすくい、フェンス越しに犬のもとへと差し出しました。

犬はすぐには近づかず、少し離れた場所から男性の様子をうかがっていたといいます。

2. 【差し出された優しさ】警戒しながらも口にした、あたたかな食事

差し出された食事を口にする野良犬3/6

差し出された食事を口にする野良犬

出所:@jambidoglover

やがて食事が置かれると、犬は周囲を気にしながらも少しずつ近づき、皿に顔を近づけて食べ始めました。

投稿では、こうした行為について「分け与えても私たちは貧しくならないが、分け与えることは幸せな気持ちを与えてくれる。

お金はあの世に持っていくことはできないが、善い行いはいつか私たちの歩みに寄り添ってくれる」とつづられており、見返りを求めない優しさのあり方が伝えられています。

コメント欄では

  • 「空腹の犬に食べ物を与えてくれた親切な方に感謝します」
  • 「尻尾は嘘をつけない……怖がって警戒しているけれどお腹はすいている……元気でいてね」

など、犬に食事を差し出した人物への感謝や、犬を気遣う声が多数寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回の投稿をリサーチする中で印象に残ったのは、飼い主を持たない一匹の犬が、言葉を発することができないながらも、その眼差しだけで空腹を訴えていたという事実です。そして、その小さなサインに気づき、手を差し伸べた人物がいたという何気ない日常の一コマが、これほど多くの人の心を動かしたことにも驚かされました。投稿に添えられていた「分け与えても私たちは貧しくならない」という言葉は、決して大げさな善意を強いるものではなく、身近な誰かにできる小さな親切の価値を静かに教えてくれるように感じます。もし道端で痩せた犬や不安げにしている犬を見かけたときは、自己判断で保護や給餌を行う前に、地域の動物保護団体や自治体の窓口に相談し、その土地のルールや安全な対応方法を確認することを心がけてほしいと思います。今回の記事を通じて一番伝えたいのは、声を上げられない命にも、ふとした瞬間に気づき、寄り添おうとする人の存在があるということです。この投稿のような小さな優しさの連鎖が、一匹でも多くの犬や猫の暮らしを支える力になることを願っています。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

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参考資料