3. 【元銀行員の視点】退職金や資産運用の相談で見えた「年金だけでは足りない」という声
ここからは、元銀行員としての実務経験を踏まえてお話しします。
銀行員だった頃、退職金の運用について相談を受けるお客様を担当することがありました。
そこでよく聞いたのが、年金だけで老後の生活費が足りるかどうかという不安の声です。
年金そのものの金額や手続きについてご案内できる立場ではありませんでしたが、退職金をどう活用するかを一緒に考える中で、老後資金全体のバランスを意識するお客様が多かった印象があります。
4. 一覧表の平均額を老後資金の計画にそのまま使うときの注意点
一覧表の平均月額は、老後にどのくらいの年金が入ってくるかをイメージする目安として役立ちます。
ただし、退職金の有無や住居費、家族構成によって必要な生活費は一人ひとり異なります。
平均額だけを見て安心したり、逆に不安になったりするのは早計かもしれません。
5. 一覧表はあくまで平均。年金の相談は年金事務所へ、資産運用の相談は金融機関へ
一覧表の数字はあくまで全国平均であり、ご自身の年金の見込み額とは異なる場合があります。
ご自身の年金の受給額や受け取り方について詳しく知りたい場合は、日本年金機構から届く「ねんきん定期便」で確認できるほか、お近くの年金事務所や街角の年金相談センターに相談することをおすすめします。
退職金の使い道や老後資金の運用について考えたい場合は、金融機関の窓口が相談先の一つになります。
6. まとめ
年金の平均月額は、令和6年度末時点で年齢によって差があることが分かりました。
老後資金は年金と資産運用の両輪で考えることが大切です。
一覧表の数字を参考にしつつ、ご自身の状況に合わせて年金事務所や金融機関の窓口に相談してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「「ねんきん定期便」とは何ですか。」
- 【2026年最新版】老齢年金一覧表「60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上」の平均年金月額はいくら?手取りのリアルと5つの公的給付金
中本 智恵