海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、タイを中心に活動する動物保護団体「Happy Doggo」のナイルさんのTikTokアカウント@happydoggoniallの投稿。

人を警戒し誰も近づかせなかった犬が少しずつレスキューに心を開き、新しい家族に迎えられることになったストーリーを動画で紹介してくださっています。

執筆時点で21万回再生、約6800件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬・猫の平均入手価格についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

八木 七音
保護された当時は足がやせ細り、腹部の毛が抜け、皮膚にはいくつもの傷跡が残っていたアンソニー。人が近づくと牙を剥き出しにして激しく吠えて威嚇するなど、強い警戒心を見せていました。レスキューは何度もアンソニーのもとへ通い、同じ部屋で過ごしながら優しく話しかけます。時間をかけて接するうちに、アンソニーは少しずつ心を開き、レスキューに甘えるしぐさを見せるように。今ではレスキューが両手を広げると、一目散に飛び込んでいく姿も見せてくれました。そんなアンソニーは新しい家族に迎えられることも決まり、ネット上では多くの祝福の声が寄せられています。

1. 【牙を剥き出しにするアンソニー】強い警戒心をレスキューが少しずつ解きほぐす

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出所:<u><a href="https://www.tiktok.com/@happydoggoniall/video/7679113921369771284" target="_blank">@happydoggoniall</a></u>

出所:@happydoggoniall

海外のSNSで、牙を剥き出しにして誰のことも近づかせなかった「アンソニー」の救出劇が話題を呼んでいます。

アンソニーが保護されたとき、足はやせ細り、腹部の毛は抜け、皮膚にはいくつもの傷跡が残る状態でした。

牙を剥き出しにして威嚇し、誰かが近づこうとすると激しく吠え、今にもとびかかりそうな様子を見せます。

シェルターでも常に警戒し、気を張った状態で過ごしていました。

レスキューが少し動くだけでも、牙を見せて吠えるアンソニー。

その姿からは、人に対する強い警戒心がうかがえます。

それでもレスキューは決して諦めず、何度もアンソニーのもとへ通い続けました。
時間をかけて接するうちに、アンソニーは少しずつ心を開いていきます。

そしてついには、あれほど人を警戒していたアンソニーが、レスキューに抱きしめられると嬉しそうな表情を見せるまでになりました。

2. 大好きな人の胸に飛び込めるまでになった姿に心が温まる

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出所:<u><a href="https://www.tiktok.com/@happydoggoniall/video/7679113921369771284" target="_blank">@happydoggoniall</a></u>

出所:@happydoggoniall

レスキューがあごの下をなでるとご機嫌な様子でしっぽをふり、頭を擦りつけて甘えるしぐさを見せてくれました。

レスキューの姿を見るとすぐに駆け寄る姿からは、アンソニーが心を許していることが伝わってきます。

そしてこの日、アンソニーのもとに嬉しい知らせが届きました。

なんと、新しい家族がアンソニーを迎えてくれることが決まったのです。

ネット上では保護当時の姿からの大きな変化に注目が集まるとともに、新たな門出を祝う声も多く集まりました。

レスキューが両手を広げると、一目散に飛び込んでくるアンソニー。

人を恐れ、牙を剥いていたアンソニーが、今では大好きな人の胸に飛び込めるまでになった姿に、心が温まります。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

八木 七音
保護された当時のアンソニーとレスキューに甘えられるようになった頃のアンソニー、何度見比べても同じ犬とは思えないくらいに違っていて、その変化に驚かされます。最後にはレスキューが両手を広げると、一目散に飛び込んでいくまでになったアンソニー。時間をかけて築かれた信頼関係の大きさが感じられるようです。

では、人と犬が信頼関係を築くためには、どのようなことが大切なのでしょうか。人間は犬より目線が高いため、上から見下ろすような姿勢が犬にとってプレッシャーになる場合もあるようです。 まずはしゃがんで犬との目線を近づけてからコミュニケーションをとることで、安心してもらいやすくなるといわれています。 落ち着いた声で話しかけたり、その子のペースに合わせて接することも一つの方法として考えられます。

アンソニーがレスキューに甘えられるようになった姿を見ると、信頼関係は一度に築くものではなく、日々の小さな積み重ねによって育っていくものなのかもしれないと感じます。これから新しい家族のもとで、安心してたくさん甘えながら、穏やかな毎日を過ごしてほしいです。

4. 新しい家族を迎える前に。犬・猫の平均入手価格を知っておこう

過酷な環境から救い出された動物たちの姿を見ると、これから保護犬・保護猫を迎えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

ペットショップやブリーダーなど有償で犬・猫を入手する場合の平均価格は、2025年で犬が「21.6万円」、猫が「17.5万円」となっており、猫は3年間で約35.7%上昇しています。

一方で無償譲渡を希望する声も多く、犬53.6%、猫76.9%が無償での譲渡を望んでいるというデータもあります。

私はアナリストとして、モノを「買うときの値段」より「持ち続けるコスト」で評価することを大切にしてきましたが、ペットもまさに同じだと思います。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、有償で入手した場合の平均価格は犬が21万6000円、猫が17万5000円。とくに猫は、この3年で約35.7%上がっています。

(中略)

そして何より、無償譲渡を望む人が猫で76.9%、犬で53.6%にのぼる背景には、命を預かることの重みへの意識があるのだと思います。価格を比べる前に、「10年後、20年後も最後まで世話を続けられるか」――その一点を落ち着いて考えることが、いちばん確かな判断材料になるのではないでしょうか。

令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%
令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

その後の飼育費まで見据えて考えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【八木 七音のおすすめ記事】3選

5.1 ケガを負い人を警戒していた犬 命を救われた獣医師に心を開き「家族」として迎えられることに

            ケガを負い人を警戒していた犬 命を救われた獣医師に心を開き「家族」として迎えられることに    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@happydoggoniallさんがTikTokに投稿した、怯えきった様子で吠え続けていた犬・スティーブが心を開いた相手と新しい家族のことをご紹介します。保護活動の現実に加え、お迎え前に知っておきたい実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても徹底解説。里親を検討している方やペット飼育に関心がある方必読の記事です。

5.2 生後6ヵ月まで檻の中に閉じ込められていた犬 保護後に始めたリハビリに応援の声

            生後6ヵ月まで檻の中に閉じ込められていた犬 保護後に始めたリハビリに応援の声    

TikTokアカウント@happydoggoniallで話題の動物保護団体HappyDoggoによる犬のティモシーの救出劇をご紹介。約6ヶ月間も檻に閉じ込められていたティモシーが保護され、水中理学療法やリハビリに懸命に取り組む感動の姿をお届けします。さらに記事後半では、2025年の最新データから犬の生涯必要経費が平均278万4190円かかるという現実や、費用の備え方についても徹底解説。保護犬のお迎えや動物愛護に関心がある方必読の記事です。

5.3 眉間に大きな傷を負い視力の9割を失った犬 手術と治療を乗り越え新しい家族のもとへ

            眉間に大きな傷を負い視力の9割を失った犬 手術と治療を乗り越え新しい家族のもとへ    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は「@happydoggoniall」さんがTikTokに投稿した、顔に傷を負い視力の9割を失ってしまった犬がレスキューに支えられながら手術を受け、新しい家族のもとへ迎えられる感動のストーリーをご紹介します。レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても徹底解説。ペットの飼育に関心がある方必読の記事です。

参考資料

八木 七音