海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、タイを中心に活動する動物保護団体「Happy Doggo」のナイルさんのTikTokアカウント「@happydoggoniall」の投稿。

生まれてからずっと檻の中に閉じ込められていた犬が保護され、水中理学療法やリハビリに取り組みながら懸命に歩く姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で37万回再生、約1万9000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

ライター 八木 七音
生後約6カ月のティモシーは、生まれてからずっと狭い檻の中で過ごしていたところをレスキューに保護されました。十分に動き回ることができなかったため、足が正常に発達せず、特に後ろ足は外側に大きく開いた状態で、歩くのもおぼつかない様子でした。保護後は、水中理学療法やリハビリ治療を開始。特注の装具や足のサポーターも使いながら、少しずつ歩く練習に励んでいます。懸命にリハビリに取り組むティモシーの姿を応援する声が多く寄せられています。

1. 【檻の中で過ごしていたティモシー】足が正常に発達せず、おぼつかない様子で歩く

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出所:<u><a href="https://www.tiktok.com/@happydoggoniall/video/7674514291583749396" target="_blank">@happydoggoniall</a></u>

出所:@happydoggoniall

海外のSNSで、生まれてから約6ヶ月もの間、檻の中に閉じ込められていた犬「ティモシー」の救出劇が話題を呼んでいます。

ティモシーはハスキー犬の特徴を持つ大型犬で、保護された当時は生後約6ヶ月でした。

ハスキーは活発で運動量を必要とする犬種ですが、ティモシーは生まれてからずっと、十分に動き回ることのできない檻の中で過ごしていたようです。

レスキューが近づくと、ティモシーはうれしそうに尻尾を振り、檻に前足を掛けて外に出ようとする様子を見せます。

やがて檻が開かれ、ティモシーは無事に保護されました。

狭い檻の中で自由に動き回ることができなかったため、ティモシーの足は正常に発達していませんでした。

特に後ろ足は外側に大きく開いた状態で、歩く際も足元がおぼつかない様子です。

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出所:<u><a href="https://www.tiktok.com/@happydoggoniall/video/7674514291583749396" target="_blank">@happydoggoniall</a></u>

出所:@happydoggoniall

足の成長をサポートするため、水中理学療法やリハビリ治療を始めたティモシー。

水中理学療法では水の浮力を活用し、レスキューに支えられながら水中を歩いて運動します。

散歩中は特注の装具や足のサポーターで筋肉を支え、歩く練習に励んでいます。

ネット上では、ティモシーを檻に閉じ込めたまま放置していた人へ憤りの声が多数寄せられ、レスキューの活動へ感謝の声が集まりました。

また、装具やサポーターをつけて元気に歩くティモシーの姿には、懸命に歩こうとする姿を応援する声が多く寄せられています。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

ライター 八木 七音
装具やサポーターをつけながらも、楽しそうに歩くティモシーの姿に心が温まりました。時にレスキューを引っ張るように前へと進む横顔からは、「早く行こうよ」との声が聞こえてきそうです。生まれてから約6カ月もの間、自由に動き回れない環境で過ごしていたことを思うと、これからは思う存分、歩く時間を楽しんでほしいなほしいなと思いました。犬にとって散歩は、運動不足を防ぐだけでなく、外の匂いや音に触れたり、飼い主とのコミュニケーションを楽しんだりする大切な時間です。大型犬の場合、一般的には1回30~60分程度の散歩を1日2回行うことが目安とされています。時にはドッグランなどで思い切り走らせてあげることも良い運動になるそうです。一方で、過剰な運動は、かえって体を痛めてしまうことにも繋がりかねません。「散歩から帰ったあと、心地よく疲れて休むか」を目安に、その子にあった無理のない運動量を確保することが大切です。保護するだけでなく、水中理学療法やリハビリ治療など、その後の成長まで考えてサポートするレスキューの活動には頭が下がります。懸命にリハビリに取り組むティモシーを、これからも応援したいです。

3. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料

八木 七音