海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、タイを中心に活動する動物保護団体「Happy Doggo」のナイルさんのTikTokアカウント「@happydoggoniall」の投稿。

眉間に大きな傷を負った状態で発見され、視力の9割を失ってしまった犬が、手術を受けて新しい家族に迎えられる姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で11万7000回再生、約8000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

八木 七音
眉間に大きな傷を負った状態で発見されたビリーは、脳にダメージが残り、視力の9割を失ってしまいました。まっすぐ歩くことも難しい状態でしたが、レスキューに支えられて目の手術を受けることに。その後の治療も乗り越え、視力を回復することに成功しました。すっかり元気を取り戻したビリーは、シンガポールで暮らす新しい家族に迎えられます。砂浜を楽しそうに散歩をしたり、遊んだりするビリーの姿に、多くの人から反響が寄せられています。

1. 【視力の9割を失ってしまう】傷を負った状態で発見されたビリー

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出所:<u><a href="https://www.tiktok.com/@happydoggoniall/video/7672297711839857941" target="_blank">@happydoggoniall</a></u>

出所:@happydoggoniall

海外のSNSで、顔に傷を負った犬「ビリー」の救出劇が話題を呼んでいます。

ビリーは何者かに傷つけられ、眉間に大きな傷を負った状態で発見されました。

脳にはダメージが残り、視力の9割を失ってしまったのです。

まっすぐ歩くことも難しく、そばにいる人にぶつかったり、止められている自転車にぶつかってしまう場面もありました。

よく見ると、眉間だけでなく、頭部にも傷跡が残っています。

どうしてこんなひどいことをする人がいるのでしょうか。

ビリーの姿を見ていると、憤りを抑えられません。

そんなビリーは、視力の回復を目指して手術を受けることになりました。

レスキューたちはビリーに寄り添い、治療を支えながら、たっぷりの愛情を注ぎます。

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出所:<u><a href="https://www.tiktok.com/@happydoggoniall/video/7672297711839857941" target="_blank">@happydoggoniall</a></u>

出所:@happydoggoniall

目の手術を受け、治療を乗り越えたビリー。

視力はすっかり回復し、ところどころ抜け落ちていた毛も綺麗に生えそろいました。

さらに、ビリーはシンガポールで暮らす新しい家族のもとへ迎えられることになりました。

家族のもとへ到着すると、嬉しそうに尻尾を振るビリー。

砂浜を楽しそうに散歩をしたり、遊んだりする姿を見せてくれました。

しっかりとした足取りで歩く姿からは、ビリーが視力を回復し、元気を取り戻したことが伝わってくるようです。

ネット上では、ビリーが受けた仕打ちに対して、強い非難や憤りの声が多く寄せられました。

つらい過去を乗り越え、幸せをつかんだビリーの姿に、多くの人から感動の声が寄せられています。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

八木 七音
傷つけられ、視力まで大きく失ってしまったビリーの姿には胸が痛くなりました。手術と治療を受け、新しい家族に迎えられたビリーが砂浜を楽しそうに歩く姿を見ることができ、ほっとすると同時にうれしい気持ちになりました。

犬は視力が低下しても、嗅覚や聴覚など、ほかの感覚を頼りにしながら生活することができるそうです。目が見えにくい犬と暮らす場合には、家具の配置を頻繁に変えないようにしたり、段差や階段など危険な場所に対策をしたりするなど、安心して過ごせる環境を整えることが大切です。また、急に触れると驚かせてしまうことがあるため、ゆっくりとした動作を心掛け、優しく声をかけてから触れるなどの配慮が必要です。

人や自転車などにぶつかりながら歩いていたビリーが、今ではしっかりとした足取りで砂浜を歩いている姿には、胸が熱くなりました。つらい経験をしたビリーですが、これからは大好きな家族と一緒に、幸せな時間を重ねていってほしいです。

3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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参考資料

八木 七音