4. 請求手続きは書類を返送するだけで完了する

手続きの流れについては、LIMOの記事「年金生活者支援給付金とは?2026年最新の対象者・いくらもらえるか・ハガキが届かない理由を徹底解説」から要点を引用して確認しておきましょう。

支給対象と判断された方には、日本年金機構から請求に関する書類が送付されます。基本的には、その書類に必要事項を記入して返送するだけで手続きは完了します。これから老齢年金の受給を開始する方には、受給が始まる3カ月前に届く「年金請求書(事前送付用)」に「年金生活者支援給付金請求書」が同封され(緑色の封筒)、すでに年金を受給中の方にはハガキ形式の請求書が届きます(薄緑色の封筒)。

出所:LIMO「年金生活者支援給付金とは?2026年最新の対象者・いくらもらえるか・ハガキが届かない理由を徹底解説」

支給日の詳細についても、LIMOの記事で確認できます。

5. 給付金は差し引かれずに、そのまま手元に残る

ここまで、給付金の振り込まれ方と2つの通知書の違い、支給要件と給付基準額を見てきました。

給付金は偶数月の15日に、年金と同じ受取口座へ年金とは別途支払われます。専用の振込通知書に天引きの欄がなく、法律でも租税その他の公課を課すことができないと定められているため、支払額がそのまま手元に残ります。

一方で、担保にできず差し押さえもできないという性質があり、権利は2年で時効にかかります。有利な面と制約の両方を知っておくと、受け取ったあとの扱いに迷いません。

まずはお手元の2つの振込通知書を並べて、年金の控除後振込額と給付金の振込額を見比べてみてください。通帳の2件の入金がそれぞれ何なのかがわかると、家計の全体像もつかみやすくなります。

なお、自分が支給要件を満たすかどうかは、世帯全員の市町村民税の課税状況や前年の所得によって結論が変わります。判断に迷う場合は、年金事務所や給付金専用ダイヤル、市区町村の窓口に確認しておくと安心です。

参考資料

LIMO編集部社会保障解説班