【来月10月15日が支給日】「厚生年金」の平均は月15万289円、20万円以上を受け取る人はどのくらい? 2026.09.07 15:51 公開 執筆者長井 祐人 公的年金は偶数月の15日に振り込まれます。来月10月15日もその支給日にあたり、自分の年金がどのくらいの水準なのかを考える機会が増える時期です。老後の生活費を考えるときの目安として置かれるのが月額20万円という金額ですが、公的年金だけでこの水準に届いている人は18.8%にとどまっています。この記事では、公的年金の2階建てのしくみと、厚生年金・国民年金の平均月額、受給額の分布を見ていきましょう。 この記事のポイント 厚生年金(国民年金部分を含む)の平均月額は全体15万289円、男性16万9967円、女性11万1413円。国民年金は全体5万9310円 月額20万円以上を受け取っているのは、厚生年金受給権者1608万5696人のうち302万7673人。8割以上は20万円未満 月20万円に届くには、基礎年金が満額でも報酬比例部分で年155万2704円が必要。40年加入なら賞与込みで月あたり平均約59万円の報酬が要る計算 記事の続きを読む 1/3 出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、公的年金が「2階建て」でどう組み立てられているのかを確認します。1階の国民年金は保険料が全員一律で、2階の厚生年金は収入と加入期間で変わります。令和6年度末現在の平均月額は厚生年金15万289円、国民年金5万9310円。月額20万円以上を受け取っている人がどのくらいいるのかも、あわせてみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【2026年10月】「年収106万円の壁」が撤廃予定。週20時間で社会保険に加入し、標準報酬月額8.8万円なら本人負担の保険料はいくらになるのか 厚生労働省の「短時間労働者の社会保険の加入拡大のポイント」によると、いわゆる「年収106万円の壁」と呼ばれてきた賃金要件は、2026年10月に撤廃される予定です。所定内賃金が月額8.8万円以上という要件がなくなり、週20時間以上働く人は賃金にかかわらず社会保険の加入対象になります。この記事では、2026年10月に何が変わって何が変わらないのか、加入後の保険料と将来の年金額について確認していきます。 【年金生活者支援給付金】9月1日から請求書が届きます。日本年金機構が8月31日に公表した「処理に1〜2週間」の見通しと、自治体システムの約3割が移行途上という背景 日本年金機構は2026年8月31日、各地方公共団体のシステム更改等にともない、年金請求書等の審査に必要な住民票情報・所得情報の確認に時間を要する場合があると公表しました。処理期間は通常より1〜2週間程度要することが考えられるとされています。9月1日からは年金生活者支援給付金の請求書が順次届きます。老齢の給付金は3つの支給要件のうち2つが市区町村の情報に頼っており、判定に同じ情報が使われます。 【厚生年金】平均は月15万289円、でも人数がいちばん多いのは「月10万円台」。9月に切り替わる標準報酬月額から将来の受給額を逆算するとどうなる? 月収30万円で40年働いても平均に届かない試算をFAが解説 9月は、会社員の給与から差し引かれる社会保険料が切り替わる時期です。4月から6月の給与をもとに標準報酬月額が決め直され、9月から翌年8月まで使われます。この数字は毎月の手取りだけでなく、将来受け取る厚生年金の額を決める土台にもなります。2026年度に改定された年金額と、厚生年金の受給額が実際にどう分布しているのかを、厚生労働省の最新統計で確認していきます。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #年金月額 #公的年金