【厚生年金の平均年金月額】60歳代後半「15.1万円」70歳代前半「14.7万円」年金額が上がっても「生活は楽にならない?」物価上昇率との「1.3ポイント差」 年金額は増額でも「楽にならない」と感じる理由 2026.09.12 13:05 公開 執筆者村岸 理美 令和8年度の年金額は基礎年金が1.9%、報酬比例部分が2.0%の引上げで、国民年金の満額は月7万608円、厚生年金の標準的な夫婦2人分は月23万7279円になりました。同じ年度の物価変動率はプラス3.2%で、差は1.3ポイントです。内訳は賃金が物価を下回った分が1.1ポイント、マクロ経済スライドの分が0.2ポイントで、大半は賃金要因でした。年代別の平均月額もあわせて確認します。 この記事のポイント 令和8年度の年金額改定の内容と、物価上昇に追いついていない理由 60歳代から90歳代までの厚生年金・国民年金のリアルな平均受給額 ご自身の年金の「手取り額」を正確に把握するための3つの手順 記事の続きを読む 1/3 出所:厚生労働省「令和8年度の年金額改定について」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、60~90歳代のリアルな平均年金月額について解説します。年金から天引きされる「介護保険料」や「住民税」がどのような基準で計算されているのか、具体的な仕組みと手取りを少しでも残すための控除のポイントについてさらに詳しく解説します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【シニア世帯】約4割が「年金収入」のみ。平均年金受給額「60歳代後半で年間約180万円」と平均所得「336.1万円」の実態を解説 老後の生活費は年金だけでまかなえるのでしょうか。厚生労働省の最新調査によると、高齢者世帯の41.3%が「総所得のすべてが公的年金」という結果が出ています。一方で、年代や加入していた年金制度(厚生年金・国民年金)によって受給額には大きな差があり、定年後も働き続けて収入を得るなどシニアの生活は多様化しています。年代別の平均年金月額や給付金の受給状況を分析し、老後不安をなくす3つの確認ステップを解説します。 【住民税非課税世帯】年金収入155万円が目安!NISAの利益は判定対象外?3つの基準と5つの優遇制度を解説 「住民税非課税世帯」とNISAなどの「非課税の投資枠」は名前が似ていますが全く別の仕組みです。投資の非課税枠で利益を出しても、住民税の判定(前年所得)には影響しません。本記事では、住民税非課税世帯の3つの判定基準や受けられる5つの優遇制度、年収の壁を越えた際の家計への影響を解説。さらに、50代から始める運用口座の整理術まで、最新データとともに分かりやすくお伝えします。 【年金生活者支援給付金】月額の給付総額「338億円」超!実際に「年金に上乗せ」される金額はいくら?《老齢・障害・遺族》給付金ごとの平均支給額を確認 2026年度の年金額は前年度比プラス3.2%の増額改定が決定。それに伴い、要件を満たす方に上乗せ支給される「年金生活者支援給付金」の基準額も引き上げられます。本記事では、最新のデータをもとに老齢・障害・遺族の各給付金の平均受給額や、もらい忘れを防ぐための対象条件・請求手続き(ハガキの返送等)を解説。ベースとなる厚生年金・国民年金のリアルな平均受給額もあわせて紹介します。 【新NISA】月10万円を15年積立「その後ほったらかし」で結果はどうなる?シミュレーション結果をみる!老後資金を左右する「2つの期間」と出口戦略 老後のお金を長持ちさせる「4%ルール」とは? 親が亡くなったときに残る「未支給年金」とは?最大3か月分のもらえる金額と3つの手続きポイントをFPが解説 請求できる遺族には「7つの優先順位」が決められている LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #国民年金 #厚生年金 #平均受給額 #マクロ経済スライド