3. 日経平均は再び主要な移動平均線を割り込む

日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。4月上旬に25日移動平均線、75日移動平均線を突破するとその後は力強く上昇していました。6月22日には一時7万2831円と最高値を更新しました。ただし、その後は軟調で、7月下旬には75日線も割り込みました。ただ、その後は心理的節目となる6万円付近で下げ止まると陽線が多くなり反発、ローソク足の実体が75日線を回復、さらに25日線も回復しました。8月14日には一時、6万9608円と、心理的節目となる7万円をうかがうところまで回復しましたが、その後は陰線が続き、再度75日線、25日線を割り込んでしまいました。

現状は6万5000円前後で踏みとどまっていますが、ここから反発するにはこれらの移動平均線を挽回する必要があります。逆にここから下げ、7月29日の安値(6万0448円)を割ってしまうようだと、中期的な下降トレンドが形成されてしまうので、注意が必要です。

参考資料

下原 一晃