3. 還暦は「ゴール」ではなく新たなスタート

今回は1966年生まれの調査結果をもとに、シニア世代の経済事情と働き方の変化について解説しました。貯蓄や投資への取り組みには大きな二極化が見られ、長い老後を見据えて自分に合った資産管理を選ぶことが重要です。

菅原 美優

投資を行っているシニア世帯は46.9%と約半数であることに驚かれた方も多いのではないでしょうか。物価上昇が落ち着かない現代において、お金の価値を減らさずに守っていくためには、投資は必須であるといえるでしょう。しかし、投資においてはリスクが伴うため、ご自身のリスク許容度に合った運用方法を選ぶことが大切です。

還暦を過ぎても非常に多くの方が仕事を持っており、長生きの現代においては、長く働くことも立派な老後対策になるでしょう。

まずはご自身のねんきん定期便を確認し、現在の生活費を書き出すことで、焦らず無理のないマネープランを描いてみてください。これからの長いセカンドライフを見据え、健康を維持しながら自分に合った働き方や資産管理の方法を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

記事内で触れられている通り、60代以降のマネープランはご家庭によって千差万別です。現時点で貯蓄が少なくとも、家計の通信費や保険料といった固定費を見直すことで、毎月の支出を減らす確実な老後対策が可能です。ご自身の健康状態に合わせ、心穏やかに過ごせるライフプランを再確認することが何より大切です。
村岸 理美

参考資料

菅原 美優