1.2 【都道府県ごとの口座数年齢層別構成比】シニア層でも広がるNISA

とくに注目したいのは、利用者の年代が非常に幅広いことです。

30歳代から50歳代の働き盛りの世代がそれぞれ全体の約2割を占め、現役世代の資産づくりの中心となっています。

それに加え、シニア世代の利用者も「想像以上に多い」点が、現在のNISAの大きな特徴といえるでしょう。

「現役世代からシニア層まで」全世代が活用するNISA4/7

「現役世代からシニア層まで」全世代が活用するNISA

出所:金融庁「都道府県別のNISA口座開設状況(グラフ)」

金融庁が公表している「都道府県別のNISA口座の年齢構成比」を見ると、60歳代が全体の約15〜18%、さらに70歳代以上も約10〜20%弱を占める地域が多く、決して「若年層向けの制度」に限られていないことが分かります。

資産を守ることや次の世代への承継を現実的に考え始めるシニア層にとっても、NISAは有力な手段として広く浸透しています。

このように、若年層から高齢者まで幅広い世代がライフステージに応じて利用し、いまや成人の間で広く普及した国民的な仕組みとなったからこそ、万一の際に「大切な資産をどのように円滑に家族へ引き継ぐか」という相続への備えは、誰にとっても避けて通れない重要な課題となっています。