3. 「未支給年金」はいくら受け取れる?
年金は偶数月に、前の2カ月分をまとめて後払いで支給されます。未支給年金として受け取れる金額は、亡くなった方の年金額や死亡時期によって異なります。たとえば、以下のようになります。
- 偶数月に亡くなった場合:亡くなった月分の年金1カ月分を請求可能
- 奇数月に亡くなった場合:亡くなった月分を含め、前月分と合わせて年金2カ月分を請求可能
原則として日割り計算はなく、その月に1日でも生存していれば、月額の年金が満額支給されます。※ただし、保険料納付要件など他の条件が整っていることが前提です。
年金受給者が亡くなった際には、市区町村窓口や日本年金機構への死亡届の提出が必要です。加えて、金融機関での手続きも行う必要があります。
次に、未支給年金の請求期限を確認しておきましょう。