2. 未支給年金は誰が受け取れる?遺族の支給要件
未支給年金を請求できるのは、亡くなられた方と「生計を同じくしていた」3親等以内の親族に限られます。請求できる人の順番(優先順位)は、次のとおりです。
- 配偶者
- 子
- 父母
- 孫
- 祖父母
- 兄弟姉妹
- 上記以外の3親等内の親族
上位の順位に該当する遺族がいる場合は、後順位者は受け取ることができません。
また、同じ順位に複数の遺族がいる場合は、そのうち1人が請求すれば、他の同順位者全員の分も含めて請求したものと扱われます。
ここでいう「生計同一」とは、必ずしも同居している必要はありません。たとえ別居していても、仕送りや生活費の援助があれば、生計を共にしていたと認められる場合があります。