2. 「40歳の年収」20歳代で想定していた金額とは程遠い結果に
同調査では、「20歳代のときに想定していた40歳時点の年収額」も調査されています。
最も多かったのは「500~600万円未満」で、25.8%を占めました。次いで「400~500万円未満(19.8%)」、「600~700万円未満(12.7%)」と続きます。
20代のときに想定していた40歳時点の年収額

出所:ヒューマンホールディングス株式会社「思っていた40歳と違う!? 働き盛り世代のホンネを調査|転職意向6割超、管理職よりスペシャリスト、年収は想定を下回る傾向」
しかし、現在の年収としてもっとも多かった回答は「300~400万円未満」で(21.9%)でした。
その後「200~300万円未満(16.6%)」、「500~600万円未満(16.1%)」と続きます。
思い描いていた年収と実際の年収では、約100~200万円のギャップがあるという人もいるのです。
日本の平均年収は30年以上「400万円台」を推移していますが、昨今は物価上昇が急激に進んでいます。
年収の伸び悩みを感じている人は少なくないでしょう。
管理職を避ける人が多い現代ですが、もし中間管理職になれば年収アップは望めるのでしょうか。