カッターシャツ

カッターシャツも関西弁?

シャツ

Tatsuo Nakamura/shutterstock.com

関西では「ワイシャツ」のことを、「カッターシャツ」と呼ぶことがあります。

一説によると、大阪に本社を置くミズノが「カッターシャツ」という名前で商品を販売したことが始まりとされています。

単に「カッター」と言うこともあるので、関西以外では「カッターナイフ」を連想されてしまい、うまく噛み合わないということもありました。

ナイロン袋

共通語で言う「レジ袋」「ビニール袋」は、関西弁で「ナイロン袋」と言います。

関西だけでなく、西日本や東海・北陸など広範囲で使われているという声もありました。

まとめにかえて

バリバリの関西人が「実は全国共通語じゃない」と知らない言葉は、意外に多いようです。

他にも「レイコー」「モータープール」などがしばしば話題にあがりますが、「上の世代しか使わない」と言われるものも多いです。

時代とともに方言が薄れることは仕方のない側面ですが、それでも地域ごとの違いは雑談のネタとして盛り上がりやすいものです。

関西弁に限らず、全国の方言は奥が深くておもしろいものですね。

参考資料

太田 彩子