【関西弁あるある】実は「全国共通語ではない」物の呼び方

最後に、物の呼び方の違いを見ていきましょう。

シャベルとスコップ

これはシャベル?スコップ?

シャベル

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「スコップ」と「シャベル」は、関西と関東で形や大きさが異なります。

関西では小さいものを「スコップ」、大きいものを「シャベル」と言いますが、関東では逆のものを指すのが一般的です。

製品の基準を定めるJIS規格では、砂をすくう部分に足を掛けられないものを「スコップ」、足を掛けられるものを「シャベル」と定義しています。

自転車のコマ

自転車のコマも関西弁?

自転車

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関西では、子どもが乗る自転車の補助輪を「コマ」ということがあります。

なかには補助輪ありを「コマあり」、補助輪なしを「コマなし」などと、状態によって使い分けることも。

コマと聞くと、全国的にはおもちゃの「駒」を連想する人が多いでしょう。

関西でもおもちゃの「コマ」はありますが、使い分けているイメージです。