3. 服を処分する基準は?「年代別の特徴」
続いて、衣替えの際に処分する服をどのように選定しているのかを見ていきます。
衣替え時の服処分の基準

出所:衣替えを7割以上の人が実施!“不要な服”を50代以上は“捨てる”が8割!30代以下は古着店の買取などリサイクルが4割を超え、フリマアプリも活用 | 株式会社mitorizのプレスリリース
「古くなってヨレやシワが目立つ服」や「シミや汚れが目立つ服」を処分する割合が高いのは全世代共通ですが、「破損が気になる服」を捨てる20歳代が圧倒的に少ないです。
破損する前に捨ててしまうのでしょうか。
一方で、「着る頻度が少ない服」を処分の基準に持ってくる20歳代以下、30歳代が多いです。
年を取ると捨てられなくなるとよくいわれますが、如実にその傾向が表れているのかもしれません。
では、処分する際は実際どのようにして処分しているのでしょうか。
4. 服の処分の方法は?「年代別の特徴」
不要になった服の処分方法も、年代により違いがあるのでしょうか。
服の処分方法

出所:衣替えを7割以上の人が実施!“不要な服”を50代以上は“捨てる”が8割!30代以下は古着店の買取などリサイクルが4割を超え、フリマアプリも活用 | 株式会社mitorizのプレスリリース
どの世代にも共通して、「ゴミとして捨てる」が多くなっています。
一方で、「フリマやオークションアプリに出す」「知人・友人や親せきなどにあげる(おさがり)」と回答した人は若いほど多くなっています。
サステイナビリティを若者が意識しているとも言えますが、必ずしもそれだけではないでしょう。
年齢が上がれば上がるほど、先の図表4において、「破損が気になる服」を処分の基準に据える人が増えていきます。
破損している服は、よほどのビンテージものでない限り、買取は不可になるでしょう。
したがって、破損した服は「捨てる」又は「掃除やDIYなどに活用する」といった使い方になるのは自然のことといえます。
それが反映されているのか、年齢が上がれば上がるほど「掃除やDIYなどに活用する」割合が高くなっています。