年収、所得、手取り収入、この違いについてスラスラ答えられる方は意外と多くありません。年収は、転職・就活ではとても重要な用語です。是非この機会に明らかにしてみましょう。気になる年収1000万についてのあれこれや、配偶者控除の法改正によって妻の働き方が変わる!?というお話にも触れてみます。

年収と所得、手取り収入の違いとは?

非常によく使われる、年収、所得、手取り(収入)という言葉ですが、あらためて説明してと言われると、明確な違いをさっと答えることができず、考え込んでしまうかたも多いのではないでしょうか。

転職・就活では、年収、所得、手取り収入を正しく理解していないと、想定していたのとは全然違う金額で契約をすることになってしまうかもしれません。転職・就活中の方、考えている方は必読です。

気になる!年収1000万円の人の税金と手取り給与。大変なことも?!

年収1000万円になるといっても、同時に所得税の税率のアップや住民税、社会保険料も忘れることができません。では、年収1000万円の人はどの程度の手取りがあるのでしょうか。また、税率はどの程度なのでしょうか。

そして、意外な盲点としては、給与が上がることによって先ほども見たように税率などが上がります。給与が上昇傾向にある人で高額所得者は6月の給与明細には要注意といいます。その理由はなぜなのでしょうか。

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妻の年収で働き方が変わる?配偶者控除の法改正

平成29年度の税制改正で配偶者控除及び配偶者特別控除の控除額の改正が行われ、平成30年(2018年)から適用されています。これまでは、妻の年収が一定額を超えてしまうと、夫が受け取れる手取りの額が大きく下がってしまう事から、103万円を上限として働く女性が多くいました。改正後は、妻と夫年収から控除額が算出されるため、世帯によっては妻の年収がアップ。それに伴い女性の働き方も変わるのではと言われています。

まとめにかえて

年収、所得、手取り収入の違いは正しく理解できたでしょうか?転職・就活では、是非これらを正しく理解して、希望の年収を勝ち取っていただけたらと思います。

年収1000万円についてのノウハウは、年収1000万円とまで行かなくても、年収アップの秘訣が満載でした。どうせ、と人ごとに思う前に、是非できることから実践してみてはいかがでしょうか。

配偶者控除の情報も気になりますね。ご自身のご家庭はどうなのか、面倒に思わずに是非一度算出してみてください。あなたや家族の働き方、そして長い目で見て老後を変える大きなチャンスとできるかは、あなたの行動次第ではないでしょうか。

LIMO編集部