65歳以上のおひとりさまの平均支出額はいくらか
では、おひとりさまが老後の生活を送るためには、どの程度のお金が必要なのでしょうか。まずは、65歳以上のおひとりさまの支出額を見ていきます。
65歳以上の単身無職世帯の平均支出額は以下のとおりです。
65歳以上の単身無職世帯の平均支出額
支出合計:14万4747円
- 消費支出:13万2476円
- 非消費支出:1万2271円
消費支出の内訳
- 食料:27.4%
- 住居:9.9%
- 光熱・水道:9.5%
- 家具・家具用品:3.8%
- 被服及び履物:2.2%
- 保健医療:6.4%
- 交通・通信:9.2%
- 教養娯楽:9.5%
- 交際費:11.6%
- その他の消費支出:10.4%
上記はあくまでも平均値なので、個人差があります。特に、持ち家か賃貸か、車を持っているか持っていないかなどで支出は大きく異なるでしょう。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。