2.2 貯蓄に加え「長く働く」ことも大切

年金が少ない場合、働くということも大きな対策の一つです。今は60歳代や70歳代でも働く方は多く、定年後の道もひらけてきました。

できれば幅広いスキルを身につけて働き続けることで、年金暮らしの不足分が大きくならないようにしましょう。

2.3 健康維持も必須

そして働き続けるためには、何より健康でいることが第一です。高齢になるほど医療費もかかりやすくなるため、健康な体作りを意識しましょう。

今は職場で健康診断があるという方も、定年後の健診制度を知らない方は多いです。国民健康保険に加入する人であれば、自治体の特定健診等を受けることが可能です。

こうした情報もしっかり収集するようにし、可能な限り長く健康の維持をしましょう。

2.4 支出の削減は現役時代から意識を

年金が少ない老後に向けて、徐々に生活費のダウンサイジングをすることも大切です。

とはいえ、節約を意識するあまり食費を削りすぎるのはNGです。食事は体を作る根源なので、健康維持に欠かせません。よほど食費が家計を圧迫していない限り、まずは固定費から見直しましょう。

使っていないサブスク費用やカードの会員費など、日付を区切って見直してみるのがおすすめです。この機会に、スマホや電気料金のプランなども見直したいですね。