春とはひと味違い、落ち着いた雰囲気を漂わせる秋バラ。その優雅な美しさをさらに魅力的にしてくれるのが、バラと共存する多年草です。

一度植えれば毎年花を咲かせる多年草は、バラの世話に時間を費やしたい筆者の強い味方。今回は筆者が庭に植えてよかったと思っている、秋バラと相性抜群の多年草を、参考価格とともに紹介します。

記事最後には、秋バラと相性のよい多年草の特徴についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「秋バラと相性抜群の多年草」にまつわるあれこれ

筆者が「植えてよかった」と感じている、秋バラと相性のよい多年草をご紹介します1/10

オレンジ色の花を咲かせているバラ

筆者撮影

  • 「植えてよかった」秋バラと相性抜群!植えっぱなしOKの多年草7選 
  • 秋バラと相性のよい多年草の特徴

2. 「植えてよかった」秋バラと相性抜群!植えっぱなしOKの多年草7選 

2.1 ギボウシ(ホスタ)

美しい葉でバラの株元をおおう「ギボウシ」2/10

葉の縁にクリーム色の斑が入った葉や、ライムグリーンの葉を広げているギボウシ

筆者撮影

大きな葉が地面をおおうように広がり、雑草を抑える効果も期待できるギボウシ。我が家のバラの株元で、マルチング効果も期待できるリーフプランツです。

葉の模様や形が美しく、花が咲いていない時期でも庭の景観を豊かにしてくれます。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 ガイラルディア

初夏から晩秋までずっと咲く鮮やかな花「ガイラルディア」3/10

ピンク色の花を咲かせている、ガイラルディア

筆者撮影

ガイラルディアは初夏から秋遅くまで咲き続ける、赤や黄色の花が色鮮やか。手をかけなくても元気に育つため、バラの世話に集中したい筆者にとって頼もしい存在です。

繁殖力旺盛で毎年大株になり、初心者でも安心して育てられます。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.3 シュウメイギク

秋風に揺れる可憐な花「シュウメイギク」4/10

ピンクの花を咲かせている、シュウメイギク

筆者撮影

スラリと伸びた茎の先に、白やピンクの可憐な花を咲かせるシュウメイギク。秋風に揺れる楚々とした花姿が魅力です。

バラの華やかさを引き立てつつ、日本の風情を感じさせる落ち着いた景色を、我が家の庭に演出してくれます。

※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)

2.4 エリゲロン

花色の変化が楽しめるキュートな花「エリゲロン」5/10

白やピンクの花を咲かせている、エリゲロン

筆者撮影

エリゲロンは小菊のような白い花が、春~秋まで長い期間途切れることなく開花。花が咲き進むにつれ、白から淡いピンクへと色を変えるのが特徴です。

ふんわりと広がるように咲き、筆者はグランドカバーとしてバラの足元に植えています。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.5 スカビオサ(マツムシソウ)

バラの花色とのコントラストが楽しい「スカビオサ」6/10

淡い青紫色の花を咲かせている、スカビオサ

筆者撮影

風に揺れる繊細な花姿が愛らしいスカビオサ。和名の「マツムシソウ」は、秋の虫が鳴く頃に咲くことが由来です。

バラにはないブルー系の花色が涼やかで、筆者はバラの足元に植えて、花色のコントラストを楽しんでいます。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.6 リリオペ(ヤブラン)

秋バラの足元で涼しげな花を咲かせる「リリオペ」7/10

紫色の花を咲かせている、リリオペ。葉の縁にはクリーム色の斑が入っている

筆者撮影

リリオペは細長い葉を放射状に広げ、清涼感あふれる草姿。葉を鑑賞するリーフプランツですが、秋には我が家のバラの足元で、落ち着いた雰囲気の紫の花を咲かせます。

強健な性質で耐陰性もあるため、半日陰の庭でも栽培可能です。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.7 ゼフィランサス

バラの開花に合わせるように咲く清楚な花「ゼフィランサス」8/10

白い花を咲かせている、ゼフィランサス

筆者撮影

細い葉の間からまっすぐ花茎を伸ばし、上向きにパッと花を咲かせるゼフィランサス。ほとんど手をかけなくても、分球しながら広がるほど旺盛な繁殖力です。

我が家では春と秋に、バラの開花に合わせるように白い花が咲き、庭を明るく彩ります。

※参考価格:50円~150円前後(球根1球)

3. 秋バラと相性のよい多年草の特徴

写真のガイラルディアのように、秋バラと相性のよい多年草の特徴をお伝えします。9/10

ピンクの花を咲かせている、ガイラルディア

筆者撮影

3.1 同じ時期に長い間開花する

秋バラと同じ時期に開花する多年草は、庭全体に統一感と華やかさをもたらすのに効果的です。また、バラの開花期以外でも長く咲き続ける多年草は、庭の寂しい時期を彩る存在として重宝します。

3.2 コンパクトで草丈が低い

バラの美しさを際立たせるには、その足元を邪魔しない植物を選ぶのがポイント。バラより草丈が低いか、コンパクトにまとまる多年草が理想的です。バラの根元をおおうように茂ることで、土の乾燥や雑草の発生を防ぐ効果も期待できます。

3.3 手がかからず丈夫

バラは手入れが必要な植物です。そのため、バラの管理を妨げず、手がかからない丈夫な多年草を選ぶのがおすすめ。日本の気候に合った品種や、病気に強い品種を選ぶことで、ガーデニングの負担を減らせます。

4. 秋バラを引き立てる名脇役の多年草

秋バラの美しさを最大限に引き出すために、筆者はバラ単体だけではなく、相性のよい多年草を組み合わせています。一年草と違い、一度植えれば毎年その姿を楽しめる多年草は、忙しい日々のガーデニングを手助けしてくれる頼もしい存在。

青や紫の花でバラの鮮やかさを引き立てたり、美しい葉で花のない時期も彩ったりと、我が家の庭で大活躍してくれています。バラと相性のよい多年草で、秋バラの美しさをさらに引き立ててみませんか。

5. こちらの記事もおすすめ!うちの庭に「植えてよかった」暑さに強いバラをご紹介

【植えてよかった】猛暑を乗り越え秋も咲く《バラの品種》7選!今が適期「夏剪定」の方法も

こちらの記事では、兵庫県でガーデニングを楽しんでいる筆者が、毎年夏の暑さを乗り越えて秋も美しい花を咲かせてくれる「植えてよかったバラ」を7品種、実際の写真とともに紹介しています。

夏の暑さでバラ栽培がうまくいかない方や、秋にも元気に咲いてくれるバラを探している方、これからバラ栽培を始めたい方にもおすすめです。