暑さが少しずつ和らぎ、夏から秋への移ろいを感じる季節になってきました。猛暑を乗り越えたバラたちが、再び花を咲かせる秋がもうすぐ訪れます。
澄んだ空気の中で、可憐な花を咲かせるバラは格別の美しさ。今回は兵庫県に住む筆者の庭で、夏を乗り越え秋も美しく咲き、「植えてよかった」と感じているバラを、参考価格とともに紹介します。
記事最後には、秋バラを美しく咲かせるための夏剪定のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「夏を乗り越え秋も美しく咲くバラ」にまつわるあれこれ
写真のアンジェラほか、うちの庭に植えてよかったバラをご紹介します1/9
筆者撮影
- うちの庭に「植えてよかった」夏を乗り越え秋も美しく咲くバラ7選
- 今が適期!秋バラを美しく咲かせるための「夏剪定」4つのコツ
2. うちの庭に「植えてよかった」夏を乗り越え秋も美しく咲くバラ7選
2.1 スイート・ジュリエット
アプリコットカラーが美しい「スイート・ジュリエット」2/9
筆者撮影
カップ咲きからロゼット咲きになる、アプリコットカラーの花が咲くスイート・ジュリエット。筆者の庭に、甘くフルーティーな香りを漂わせてくれます。
樹勢が強く、丈夫で育てやすいので、初心者にもおすすめです。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
2.2 ザ・ピルグリム
暑さに強い優雅なバラ「ザ・ピルグリム」3/9
筆者撮影
ザ・ピルグリムはクリーミーイエローのカップ咲きの花が、優雅な雰囲気。筆者の庭では真夏でも花を咲かせるほど、丈夫で耐暑性の強いバラです。
半ツル性で枝が長く伸びるため、強めに剪定しても、見映えのする樹形に育ちます。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
2.3 アンブリッジ・ローズ
アプリコットピンクの花がロマンチックな「アンブリッジ・ローズ」4/9
筆者撮影
春〜秋まで繰り返し花を咲かせて、筆者の庭を華やかに彩ってくれるアンブリッジ・ローズ。アプリコットピンクの花がロマンチックな雰囲気を漂わせます。
樹形はコンパクトなシュラブで、鉢植えや狭い庭でも育てやすい品種です。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
2.4 ペネロープ(ペネロペ)
柔らかな印象の病気に強いバラ「ペネロープ」5/9
筆者撮影
ペネロープは小ぶりな花が房になって咲き、フワフワとした柔らかな印象。黒点病やうどんこ病の被害がほとんどなく、手間がかからないところにひかれて、筆者の庭に植えました。
半ツル性で樹勢が強く、フェンスやアーチに誘引したり、オベリスクに巻きつけたりして楽しめます。
※参考価格:2000円~3000円前後(大苗)
2.5 グレイス
コンパクトに育つ優雅なバラ「グレイス」6/9
筆者撮影
アプリコット・黄色・ピンクが混ざり合う、繊細なグラデーションが美しいグレイス。その名前のとおり、優雅で気品のある花姿が筆者のお気に入りポイントです。
コンパクトな樹形で、鉢植えでも楽しめます。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
2.6 アンジェラ
鮮やかで愛らしい「アンジェラ」7/9
筆者撮影
アンジェラは愛らしいカップ咲きの花が、房になって咲くつるバラ。鮮やかなピンク色の花は、遠目からでも目を引き、筆者の庭のフェンスやアーチで、見事な景観を作り出してくれます。
耐病性が高く、初心者でも育てやすいのが大きな魅力です。
※参考価格:2000円~3000円前後(大苗)
2.7 グリーンアイス
花色の変化が楽しめる「グリーンアイス」8/9
筆者撮影
バラの中でも珍しく、緑の花が咲くグリーンアイス。ピンクから白、やがてグリーンへと、花色の変化が楽しめるミニチュアローズです。
筆者は鉢植えにして玄関前に置いていますが、暑さにも耐えて、春〜秋までよく返り咲きます。
※参考価格:2000円~3000円前後(大苗)
3. 今が適期!秋バラを美しく咲かせるための「夏剪定」4つのコツ
バラの夏剪定のコツをお伝えします9/9
Olena Siemer/shutterstock.com
3.1 夏剪定の時期
夏剪定は、これまで8月下旬〜9月上旬におこなうのが一般的でした。ただ、近年は気温が高くなっており、この時期に剪定すると暑さが残る9月に秋バラが咲き出してしまい、暑さで花もちが悪く、十分に秋バラが楽しめないことも。
そのため、少し遅らせて9月上旬〜中旬に剪定するのがおすすめです。この時期に剪定すると、品種によって異なりますが、涼しくなった10月中旬〜下旬に秋バラが開花します。
3.2 剪定位置
夏剪定は、冬剪定に比べて浅めに行うのが基本です。剪定位置は株の高さが3分の2から2分の1程度になる場所を目安に。外向きに開いている5枚葉の上でカットします。
株全体の樹形を整えるように、込み入った枝や枯れた枝、細すぎる枝もあわせて剪定しましょう。
3.3 葉を多めに残す
葉は光合成をおこない、株の生育に必要なエネルギーを作り出します。夏剪定で葉を落としすぎると、株が弱ってしまう原因に。
枝の下の方に葉がない場合は、剪定位置をやや高めにするのがおすすめです。
3.4 剪定後の管理
夏剪定が終わったら、速効性のある液肥や、緩効性の固形肥料を与えましょう。株が再び生長するためのエネルギー補給になります。
剪定後は株のサイズが小さくなっているため、過湿にならないように、水やりは以前より少なめにするのがよいでしょう。
4. 夏の暑さを乗り越えて秋も咲き誇るバラを楽しみに
この夏の平均気温が過去最高になり、連日猛暑日が続いた兵庫の庭で、今年も無事に夏越ししてくれたバラたち。暑さにも負けない強い生命力で、秋には見事な花を咲かせてくれることでしょう。
この記事で紹介したバラたちは、筆者が「植えてよかった」と思っている、丈夫で育てやすい品種ばかり。夏を乗り越え、秋に美しい花を咲かせるバラを、ぜひ庭に迎えてみませんか。