「バラは日当たりのよい場所でないと育たない」と思っている方も多いかもしれません。じつは半日陰でもしっかり育ち、花を咲かせてくれる頼もしい品種もあります。
さらに場所を取らずコンパクトな樹形になるバラを選べば、日陰や小さなスペースも華やかなローズガーデンに。今回は日陰に強く狭い庭でも育てやすいバラを6品種、参考価格とともに紹介します。
記事後半では「日陰でバラを育てる際に、気をつけたいポイント」や「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「日陰に強く狭い庭でも育てやすいバラ」にまつわるあれこれ
写真のバーガンディ・アイスバーグほか、日陰に強く狭い庭でも育てやすいバラについてお伝えします1/9
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- 日陰に強く狭い庭でも育てやすいバラ6選
- 日陰でバラを育てる際に、気をつけたい5つのポイント
- 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
2. 日陰に強く狭い庭でも育てやすいバラ6選
2.1 バーガンディ・アイスバーグ
シックな色が魅力の「バーガンディ・アイスバーグ」2/9
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「アイスバーグ」の枝変わり品種で、その名の通り、深みのある赤紫色の花が魅力のバーガンディ・アイスバーグ。花つきがよく、満開時には株全体がシックな色合いに染まります。
病気にも強くトゲがほとんどないため、初心者にもおすすめです。
※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)
2.2 ゴールデン・セレブレーション
香りの変化が楽しめる「ゴールデン・セレブレーション」3/9
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ゴールデン・セレブレーションは濃いイエローの大きなカップ咲きの花が色鮮やか。濃厚なティーの香りからフルーツ系へと変化するのが特徴です。
背丈が1.2mほどのシュラブ樹形なので、狭いスペースでも育てられます。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
2.3 ハーロウ・カー
コンパクトに育つ愛らしいバラ「ハーロウ・カー」4/9
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ピンク色の小さなカップ咲きの花が房状に集まって咲き、愛らしい花姿が魅力のハーロウ・カー。返り咲き性に優れ、古典的なオールドローズのような強い香りを漂わせます。
樹高が低くコンパクトにまとまるため、鉢植えや狭い庭でも育てやすいバラです。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
2.4 クラウン・プリンセス・マルガリータ
アプリコットオレンジ色の花がゴージャスな「クラウン・プリンセス・マルガリータ」5/9
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クラウン・プリンセス・マルガリータはアプリコットオレンジ色の花がゴージャス。フルーティーな強い香りを放ち、繰り返し多くの花を咲かせます。
低く剪定して鉢植えにしたり、長く伸ばしてつるバラにしたりと、スペースに合わせた栽培が可能です。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
2.5 ブルーフォーユー
黄色と紫色のコントラストが鮮やかな「ブルーフォーユー」6/9
筆者撮影
藤色から青っぽい紫色へと変化する花色が個性的なブルーフォーユー。ウェーブがかった花弁が半八重咲になり、黄色い花芯とのコントラストが鮮やかです。
心地よいスパイシーな香りを持ち、病気にも強いため無農薬でも育てられます。
※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)
2.6 クレア・オースチン
エレガントな花と豊かな香りが魅力の「クレア・オースチン」7/9
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クレア・オースチンは中心部がほんのりレモン色を帯びた花が、やがて純白へと変化するグラデーションが魅力的。エレガントな花から漂う、強く豊かな芳香を楽しめます。
病気にも強く丈夫なので、初心者でも安心して育てられます。
※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)
3. 日陰でバラを育てる際に、気をつけたい5つのポイント
日陰でバラを育てる際に、気をつけたいポイントをお伝えします8/9
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3.1 日照時間
日陰に強いバラでも、まったく日が当たらない暗い場所では育ちません。できれば午前中の数時間だけ日が当たる場所や、木漏れ日のような柔らかい日差しが届く半日陰が理想的です。
3.2 水やり
日陰は土の乾燥が遅いため、水のやりすぎに注意が必要です。毎日決まった時間に与えるのではなく、土の表面が乾いていることを確認してから、たっぷりと水を与えましょう。
3.3 風通し
日陰では湿気がこもりやすく、風通しが悪くなって蒸れを起こしやすくなります。バラを植える際は、壁や他の植物との間隔を十分に確保し、定期的な剪定で株の内側にも風が通るようにしましょう。
3.4 病害虫対策
日陰では日当たりのよい場所に比べて、湿気や日照不足が原因で病害虫が発生しやすくなります。ときどき葉の様子を観察し、異常を見つけたら、適切な薬剤散布や手作業での除去で被害の拡大を防ぎましょう。
3.5 肥料
日陰では光合成で作り出せる栄養が少ないため、補助としての肥料は必要です。ただし肥料の与え過ぎは根に負担をかけ、かえって株を弱らせる原因に。肥料は控えめにして、元気がなくなってきたと感じたときは、活力剤を併用して、株の回復を促しましょう。
4. コンパクトで耐陰性のあるバラで日陰の庭を華やかに
日陰の柔らかな光の中でしっとりと美しく咲くバラたち。日陰に強いバラは、近年の品種改良によって、ますます種類が豊富になってきました。
限られた光の中でも見事に咲き誇るバラは、日なたで見るときとはまた異なる趣があります。コンパクトで耐陰性のある品種を選んで、日陰の狭い庭でバラ栽培を楽しんでみませんか。
5. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い9/9
出所:LIMO編集部作成
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。