夏の間お休みしていたガーデニングも、秋になるとワクワクした気持ちで、再び庭に出たくなります。この時期は秋植えの多年草を植える絶好のタイミング。

今回は筆者が「植えてよかった」と思っている、秋・冬・早春に開花する多年草を9つ紹介します。秋・冬・早春それぞれの季節ごとに咲く花を、参考価格や実際の写真とともにお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「秋・冬・早春の庭を彩る秋植え多年草」にまつわるあれこれ

写真のクリスマスローズほか、植えてよかった秋植え多年草を紹介します1/10

淡いピンク色で八重咲のクリスマスローズ

筆者撮影

  • 植えてよかった《秋に開花する》秋植え多年草4選
  • 植えてよかった《冬に開花する》秋植え多年草3選
  • 植えてよかった《早春に開花する》秋植え多年草2選

この記事では、兵庫県の自宅の庭で筆者が実際に育てている植物をご紹介します。開花時期や育てやすさは、お住まいの地域や育てている環境、品種等によって異なりますので、ご注意ください。

2. 植えてよかった《秋に開花する》秋植え多年草4選

2.1 ユーパトリウム・チョコレート

シックな銅葉が秋らしい「ユーパトリウム・チョコレート」2/10

白い花を咲かせている、ユーパトリウム・チョコレート。葉は銅色

筆者撮影

シックな銅葉が庭に深みを与えてくれるユーパトリウム・チョコレート。秋が深まるにつれて葉の色が濃くなり、庭に秋らしさを添えてくれる植物です。

筆者の庭では西日が強い場所に植えていますが、暑さにも負けず毎年大きく育っています。

※参考価格:400円~800円前後(3号ポット苗)

2.2 サルビア・アズレア

涼やかな青い花が目を引く「サルビア・アズレア」3/10

青い花を咲かせている、サルビア・アズレア

筆者撮影

サルビア・アズレアは澄んだ青色の花が涼やか。背丈が高く、スラリと伸びた茎の先に花を咲かせ、筆者の庭のフォーカルポイントとしても活躍しています。

乾燥した環境を好むため、水の与えすぎには気をつけましょう。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 ホトトギス

日陰に咲くユニークな花「ホトトギス」4/10

淡いピンク色の花びらに赤い斑点模様が入った、ホトトギスの花

筆者撮影

花弁に斑点模様が入る姿がユニークなホトトギス。鳥のホトトギスの胸にある模様に似ていることから名付けられました。

日陰のやや湿った場所を好み、筆者のシェードガーデンに秋の風情を添えてくれています。

※参考価格:400円~800円前後(3号ポット苗)

2.4 カリガネソウ

優雅で個性的な草姿が魅力の「カリガネソウ」5/10

青紫色の花を咲かせている、カリガネソウ

筆者撮影

カリガネソウは長く伸びた雄しべが弧を描き、個性的なフォルムが特徴。青紫の小花が細い茎に咲き、秋風にゆれる姿が優雅です。

繁殖力が旺盛で、こぼれ種からも盛んに増えるため、筆者は適度にテリトリーを制限しながら育てています。

※参考価格:600円~900円前後(3号ポット苗)

3. 植えてよかった《冬に開花する》秋植え多年草3選

3.1 ガーデンシクラメン

冬の庭をナチュラルに彩る「ガーデンシクラメン」6/10

赤い花を咲かせている、ガーデンシクラメン

筆者撮影

鉢植えのシクラメンを屋外でも育てられるように品種改良されたガーデンシクラメン。野趣あふれる姿が、庭をナチュラルな雰囲気にしてくれます。

晩秋から春まで咲き続け、冬の間彩りが少なくなる筆者の庭では貴重な存在です。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

3.2 スイセン

爽やかな香りの凛とした花「スイセン」7/10

白い花びらで中央が黄色の、スイセンの花

筆者撮影

スイセンは寒い中でも凛とした姿で花を咲かせる球根植物。花からは爽やかな芳香が漂い、耐暑性・耐寒性ともに強く、植えっぱなしにしても大丈夫です。

うちの庭では、日本で古くから親しまれている二ホンスイセンが、年明け早々に開花します。

※参考価格:100円~400円前後(球根1球)

3.3 クリスマスローズ

シックで落ち着きのある美しい花「クリスマスローズ」8/10

淡いワインレッドの花を咲かせている、クリスマスローズ

筆者撮影

シックで落ち着いた美しさが魅力のクリスマスローズ。花の色や形、模様が豊富にそろい、愛好家が多い人気の植物です。

強い日差しが苦手ですが、開花期には日があたるほうがよいため、筆者は落葉樹の根元に植えています。

※参考価格:400円~2000円前後(3号ポット苗)

4. 植えてよかった《早春に開花する》秋植え多年草2選

4.1 スノードロップ

雪の雫のような可憐な花「スノードロップ」9/10

白い花を咲かせている、スノードロップ

筆者撮影

スノードロップは「雪のしずく」という名のとおり、うつむきに咲く白い小花が可憐。筆者の庭では、一番に早春の訪れを告げてくれます。

背丈は10~20cmほどと低いため、花壇の手前に植えるのがおすすめです。

※参考価格:100円~150円前後(球根1球)

4.2 クロッカス

地面近くで咲く美しい花「クロッカス」10/10

淡い青紫色の花を咲かせている、クロッカス

筆者撮影

クロッカスは白・黄色・紫などの花が地面近くに開花。低い背丈の割には花が大きく、彩りが少ない早春の庭でひときわ目立つ存在です。

狭い場所でも育つため、筆者は花壇の縁やレンガ小道の脇に植えています。

※参考価格:50円~100円前後(球根1球)

5. 手間いらずの多年草で秋から早春の庭に彩りを

花が少なくなりがちな秋から冬、そして早春にかけての庭を彩る多年草は、ガーデニングの楽しさをさらに広げてくれます。植えっぱなしでも季節が来るたびに開花するので、手間もかかりません。

いますぐに彩りがほしいという方は、花付きの苗を購入すると、この秋、そして翌年以降も花が楽しめます。秋から早春に咲く多年草で、季節の移ろいを感じてみませんか。