5. 今後も定期的に家賃相場を確認していこう

今回の物価上昇は、主に輸入価格が高くなっていることや急激な円安が背景にあると考えられています。

かねてからの木材不足・木材高騰や人件費の上昇もあり、特に新築住宅は今後も価格が下落しにくい状況が続くと予想されるでしょう。

物価上昇や住宅価格の高止まりから、引き続き賃貸物件への居住を選択する人がいると思われます。

なお、家賃の値上げ自体は違法ではないものの、実際に値上げをするためには正当な理由や借主の合意が必要となります。また、周辺相場と大きくかけ離れた値上げはできないことにも注意しましょう。

現在居住中の入居者に値上げの打診をする場合は、考える時間を与えるためにできる限り早めに通知したり、値上げの根拠となるデータや資料を集めたりするなど事前準備をすることが大切です。

定期的に周辺の家賃相場をチェックして、ご自身の物件の適正家賃を探っていきましょう。

※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。

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LIFULL HOME'S 不動産投資編集部