NISA口座数は30歳代が最多。おひとりさまの老後対策は早めに

日々の生活費とともに、早めに考えたいのが「ひとりの老後資金」です。

「まだまだ先のこと」「先のことを考えるのは面倒」なんて思ってしまいがちですが、日本証券業協会「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年6月30日現在)について」によると、国の税制優遇制度の一つであるNISA制度の口座数は30歳代が最も多くなっています。

特に若い世代に人気であるつみたてNISAの口座数をみると、30歳代で146万口座、40歳代で109万口座、20歳代で99万口座。

50歳代の57万口座、60歳代の17万口座と比べると、若い世代の口座数の多さがわかりますね。

つみたてNISAは長期間かけて行う積立投資のため、年代が上がると一般NISAの方を利用する方も多いでしょう。

出所:金融庁「つみたてNISA」

しかしNISA全体の口座数は30歳代が最多となると、老後の不安から運用をはじめる若い世代も多いとわかります。

早くから危機感を感じる人ほど、老後資金準備のスタートも早いのでしょう。