ひとりの老後生活費をイメージできるツールも

老後資金をイメージするためにも、まずおすすめしたいのが「ねんきんネット」です。

ねんきんネットでは誕生月に送られてくるねんきん定期便が電子版で見られるほか、今の条件が60歳まで継続すると仮定した場合の、将来の年金見込額を試算することができます。

出所:日本年金機構「「ねんきんネット」による年金見込額試算」

つまり、今の収入のままで、老後に月いくら年金が貰えるのかが試算できるわけですね。

厚生年金の計算は複雑ですから、将来の老後資金の目安を知るためにはこちらを利用しておおよその年金額を把握するのが良いでしょう。

ただし少子高齢化により、年金額は今の試算より減る可能性があります。

一度ねんきんネットの年金見込額を試算することで、老後の現実的な生活費がわかり、老後資金に備える意欲も増すでしょう。