先日、18歳から34歳の独身男女のうち「一生結婚するつもりはない」と答えた人の割合が過去最高になったと各種メディアで報道されました。これは、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」に基づいた結果です。
結婚しない人の中には、「結婚したいと思えるような人とまだ出会えていない」という方や「家庭を持つという事に対して何の魅力も感じない」という方もいるでしょう。
また、今の時代は「独身でいる」ということが一つの生き方として少しずつ理解されやすい世の中になってきており、「結婚しないこと」に対して後ろめたさを感じにくくなってきたこともあります。
ただ、独身でいるということは、自分ひとりで一生生活していけるだけの金銭面での基盤もしっかり備えておく必要があります。
特に老後については年金だけで生活ができないと言われる世の中ですから、万一のことも考えて年金以外の老後資金を準備しておく必要もあるでしょう。
では、年金以外の老後資金といえば何があるのでしょう?
よく耳にするのは「不労所得」ではないでしょうか。不労所得については、その言葉から何となくイメージがつくという方もいると思いますが、実際に不労所得と年金だけで老後を乗り切れるかは不透明な部分も大きいですよね。
そこで、今回は「不労所得で老後を乗り切ることはできるのか?」これをテーマに老後の生活について考えていきたいと思います。