現役時代は働くことに必死で、老後のことにあまり目が行かないかもしれません。
しかし、定年退職を迎えてから老後を設計するのはリスクがあります。老後対策は早ければ早いほど有利と言われますが、貯蓄を進める点だけでなく、情報収集の点からも重要なのです。
2022年4月には年金制度が改正され、最大75歳まで年金の受給を繰下げられるようになりました。これにより、年金を大幅に増加させることが可能になります。
一見夢のような制度ですが、利用には注意したい点があります。年金を増やすことだけを目標にした夫婦に訪れる悲劇について見ていきましょう。