年金は原則65歳から。老後に向けて月5万円貯めるといくらになるのか
一般的な年金受給開始年齢は65歳からです。
仮に50歳だとして、残り15年で老後資金を貯めるにはどうすればよいのでしょうか。
2019年には「老後2000万円問題」が話題となりましたが、これは高齢夫婦無職世帯の月の赤字が約5万5000円であり、30年で約2000万円不足するという試算です。
たとえばこの15年間で月5万円貯蓄すると、15年後には預貯金のみで「900万円」。
年利3%で運用できれば「約1134万円(利益約234万円)」。
年利5%なら「約1336万円(利益約436万円)」になります。
「月5万円・15年間」を預貯金のみで貯めるなら900万円と、大学費用を支払った後の貯蓄とあわせると「老後2000万円」に届かない場合もあります。
しかし、一部で運用を取り入れると届く可能性も出てきそうですね。
とはいえ、運用には損をするリスクがあります。毎月一定額を積み立てる方法であれば、リスクを軽減し、利息に利息がつく複利の効果が期待できる可能性もあるため、今回は積み立て投資で試算しました。
運用はリスクや金融商品、投資手法をきちんと調べることが重要です。情報収集をした上で、ご自身に合った方法で貯蓄の一部のとりいれることも検討されるといいでしょう。