暖かな日差しとともに、ガーデニングへの意欲が高まる3月。しかし「うちの庭は日当たりが…」と、ため息をついている方もいるかもしれません。

実は、日陰は植物の繊細な葉の色や花の形を際立たせる、絶好の舞台でもあります。今回は、そんな日陰の魅力を最大限に引き出す、主役級の多年草を3種類ご紹介します。

植物の生育には日光が不可欠と思われがちですが、なかには日陰や半日陰の環境を好む種類も存在します。

もしご自宅の庭が直射日光の当たらない明るい日陰や、一日のうち数時間しか日が差さないような場所であれば、そうした植物を選んでガーデニングを始めてみてはいかがでしょうか。

この記事では、日当たりに恵まれない環境でも育てられる、スタイリッシュな多年草を、参考価格とともにご紹介します。

1. 日陰の庭でもキレイな花が咲く《主役級の多年草3選》

1.1 セイヨウオダマキ

セイヨウオダマキ1/6

セイヨウオダマキ

Natalia Zhukova/istockphoto.com

まるで幾重にも重ねたドレスのような、デコラティブで美しい花を咲かせるセイヨウオダマキ。ヨーロッパ原産の品種で、日本のミヤマオダマキに比べて花が大きく、草丈も高くなる傾向があり、庭の中で確かな存在感を放ちます。

その繊細な花姿を長く楽しむには、強い日差しを避けた明るい日陰が適しています。特に夏場の直射日光や多湿は苦手とするため、風通しの良い場所を選んであげるとよいでしょう。

開花期は5月から6月にかけてで、初夏の庭を優雅に彩ります。

※参考価格:500〜1000円前後(3号ポット苗)