6月は夏のボーナスやNISA運用をきっかけに、配当や株主優待を重視した「高配当・優待株」への関心が高まりやすい時期です。
なかでも、通信大手の NTTは、比較的少額から投資しやすい銘柄として個人投資家から注目されています。
特に話題となっているのが、長期保有株主を対象にした「dポイント」優待です。株式分割後は100株単位でも保有しやすくなり、「優待はいつもらえる?」「何株必要?」と気になる人も多いでしょう。
この記事では、NTT株主優待の受給条件やdポイント付与時期、配当実績、活用方法まで整理して解説します。
1. dポイント優待の内容と受給要件
NTTの株主優待は、毎年3月31日時点で100株以上を保有し、かつ2年以上継続保有している株主が対象です。付与されるdポイント数は保有期間によって変わります。
- 2年以上3年未満:1500ポイント
- 5年以上6年未満:3000ポイント
受け取れるのは2年目(2年以上3年未満)と5年目(5年以上6年未満)の2回のみで、5年継続保有して合計4500ポイント受け取れる設計です。なお、進呈にあたっては対象株主に郵送される株式関係書類に同封のIDとパスワードでエントリーサイトにログインし、所定の手続きを行う必要があります。
NTT株の株価は2026年5月初旬時点で150円台前半で推移しており、100株単位なら1万5000円台で購入可能です。長期にわたって増配を続けてきた実績があり、NISA口座を使った長期保有にも適しているという見方もできます。
2. NTTの配当実績
NTT(9432)は「継続的な増配」と「機動的な自己株式取得」を株主還元の二本柱に掲げる、日本を代表する高配当銘柄のひとつです。←(参考資料からは分かりません)
2026年度の年間配当予想は1株当たり5.4円で、実現すれば16期連続の増配となる見込みです。2003年度比では10倍以上の水準に達しており、長きにわたって株主への利益還元を着実に積み上げてきた姿勢がうかがえます。
さらにNTTは、2026年5月8日に14億株←(参考資料に記載ありません)・2000億円を上限とする自己株式取得を新たに決議。配当による現金還元と、自社株買いによる1株当たり価値の向上を組み合わせた重層的な株主還元策を継続的に展開しており、長期保有を志向するインカム投資家から支持を集めています。
3. dポイントの主な使い方
付与されたdポイントは、1ポイント=1円相当として利用できます。以下のように、さまざまな場面で活用できるため、生活費を節約する手段として活用可能です
- ローソン・マクドナルドなどのコンビニ・飲食店での支払い
- d払いを通じたネットショッピング
- ドコモの通信料など
- JALマイルをはじめ他社ポイントへの交換
ドコモユーザーでなくても、dアカウントを作れば使えるため、NTT株主であれば誰でも活用しやすい優待です。
4. NTT株主優待を活用して家計管理に役立てよう
6月は配当金や株主優待に注目が集まりやすく、「少額から始められる優待株」を探す人も増える時期です。
NTT株は、安定した配当実績に加え、長期保有株主向けのdポイント優待が特徴となっています。
ただし、優待を受け取るには継続保有条件を満たす必要があり、株価変動リスクにも注意が必要です。優待だけで判断するのではなく、配当、業績、将来性なども含めて総合的に確認することが大切です。
NISA活用や老後資産形成を考えている人は、まずは最新の株主優待条件や配当予想を確認し、自分に合った投資スタイルかどうかをチェックしてみてください。
参考資料
柴田 充輝