「年収600万円の世帯」平均貯蓄額はどれくらいか
まずは総務省発表の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果(二人以上の世帯)」より、年収600万円台の世帯の平均貯蓄額と内訳を確認します。
年収600万円~650万円の勤労世帯
平均貯蓄額:1119万円
内訳
- 通貨性預貯金:421万円
- 定期性預貯金:299万円
- 生命保険:245万円
- 有価証券:124万円
- 金融機関外:30万円
世帯主の平均年齢:48.4歳
年収650万円~700万円の世帯
平均貯蓄額:1128万円
内訳
- 通貨性預貯金:455万円
- 定期性預貯金:310万円
- 生命保険:224万円
- 有価証券:112万円
- 金融機関外:28万円
世帯主の平均年齢:50.1歳
年収600万円の世帯では、平均で貯蓄を1000万円以上保有しているとわかりました。
しかし、上記は世帯主の平均年齢が50歳前後となっています。貯蓄には年代も大きく関与しており、年代の若いご家庭ではここまで貯蓄できていないという方も多いでしょう。
また、「世帯主の配偶者のうち女性の有業率が5〜6割程度」であり、半数は共働きで年収600万円とわかります。