海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているCompassion Without BordersさんのInstagramアカウント「@compassionwithoutborders」の投稿。
メキシコの路上から保護され、栄養失調や皮膚病など深刻な状態だった犬が、献身的なケアで心を開くまで回復した姿を写真で紹介してくださっています。
執筆時点で約720件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【深刻な皮膚病を負っていた犬】「ベト」を保護
海外のSNSで話題になっているのは、メキシコの路上にいたテリア・ミックス犬の「BETO(ベト)」。
5歳のオス犬で、発見時はひどい栄養失調の状態でダニが寄生して起こる疥癬(かいせん)という感染症を負っていました。
またベトの体は汚れているだけでなく、感染症による傷が全身に広がっていたといいます。
脱毛が見受けられる箇所もあり、過酷な環境での暮らしを余儀無くされていたことが伺えます。
心身共に大きなダメージを受けたベトは、完全に心を閉ざしてしまっていたとのこと。
そんなベトは路上生活から救出され、保護団体による献身的なケアを受けることになりました。
2. 【数ヶ月後のベト】見違えるほど回復
数ヶ月にわたり献身的なケアを受けたベトは、フサフサの被毛に覆われた姿をしていました。
救出時には見られなかった感情も表情に表れて、口を開けて嬉しそうな様子が伝わってきます。
深刻な状態だった皮膚も回復し、思わず撫でたくなるような美しい毛並みになりました。
落ち着いた性格のベトは、動物保護センターでは優秀な「同僚」として存在しているんだそう。
弱々しかった体つきもふっくらと回復し、凛々しい姿へと変わりました。
車のシートに座るベトは、どこか誇らしげな表情をしています。
3. 【すっかり心を開いたベト】元気に走り回る姿に感動
芝生の上を元気いっぱいに駆け回る姿もみせてくれたベト。
スタッフの献身的なケアによって、すっかり心を開いたようです。
コメント欄をみると
- 「あなたの思いやりに感謝します!」
- 「なんて美しい男の子なの」
- 「私も本当に嬉しいです」」
など、動物保護スタッフへの称賛の声や、ベトの回復を喜ぶ声など、多くのコメントが集まっていました。
現在はシェルターで暮らしながら、里親を募集しているそうです。
ベトに素敵な飼い主が見つかり、より大きな幸せが訪れることを願います!
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
獣医師の平均年収は680万5000円5/5
Lee Charlie/shutterstock.com
レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。
ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。
厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。
また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。
命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。
日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。
一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。
社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。
〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉