75歳になると、それまでの健康保険から後期高齢者医療制度へ自動的に移行します。窓口負担は1割・2割・3割の3区分に分かれ、年金収入などをもとに毎年判定される仕組みです。

本記事では、医療費が「2割負担」になる年金収入の目安を解説します。あわせて、2026年8月から始まる高額療養費制度の見直しという最新動向も押さえておきましょう。

1. 後期高齢者医療制度とは?75歳からの公的医療保険

後期高齢者医療制度とは、75歳以上の人(一定の障害がある場合は65歳以上)が加入する公的医療保険です。会社の健康保険や国民健康保険に入っていた人も、75歳の誕生日から全員がこの制度へ移ります。

運営は都道府県ごとに設置された広域連合が担い、保険料は年金からの天引き(特別徴収)が基本です。なお、加入手続きは通常不要で、75歳の誕生日当日から自動的に切り替わります。