海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護活動をしている団体「Pawsitive Sanctuary」の投稿。
路上で見つかった、身体の器官が外に出た状態で痛みに耐えていた犬が、保護されて回復への一歩を踏み出す姿を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で229件のいいねがつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【路上で苦しんでいた犬】静かに痛みに耐えていたペスト
海外のSNSで話題になっているのは、路上で苦しんでいた犬を救助する様子です。救われた犬の名前は「Pesto(ペスト)」。
ペストは、身体の器官が外に出た状態で路上をさまよっている子犬として、保護団体に通報されました。
動画には、道路の端にたたずむペストの姿が映し出されています。
ペストは、誰かが自分に気づいてくれることを願うように、静かに痛みに耐えていました。ペストの後ろ脚付近には、赤く腫れたような患部が見えます。
路上で暮らし、ゴミを食べながら命をつないでいたペスト。
小さな身体で耐えがたい痛みを抱えていたと思うと、胸が締めつけられます。
2. 【放棄された建物で保護された犬】安全な場所へ向かったペスト
ペストは、放棄された建物で暮らしていたところを保護されました。
周囲には瓦礫やごみのようなものが見え、安心して休める場所とは言い難い環境です。これまでどれほどの時間を、痛みに耐えながら過ごしていたのでしょうか。
路上で治療をおこなうことは難しく、ペストには一刻も早い保護が必要でした。ようやく救いの手が差し伸べられ、ペストは安全な場所へ移されることになります。
保護後のペストは、施設内でケアを受けています。保護団体はペストの状態を注意深く見守り、治療へとつなげました。
ペストの症状は、器官の脱出と説明されています。原因には、事故や感染症、その他の重い症状など、さまざまな可能性があるそうです。
ペストには緊急手術が必要で、保護団体はその日のうちに手術を受けられるよう対応しました。
苦しみの中にいたペストの回復への歩みが、ここから始まります。
3. 【保護後に見せた姿】ブランコを楽しむほど回復したペスト
その後の場面では、安全な場所で愛情に包まれ、ブランコのような場所で過ごすペストの姿が映されています。
路上で痛みに耐えていた姿が信じられないほど、穏やかな時間を過ごしているようです。最悪の状況を乗り越えたペストは、保護団体のもとで回復への道を歩み始めました。
コメント欄を見ると
- 「まだ子犬なのに、こんなにつらい経験をしてきたなんて。回復してブランコに乗っている姿を見られて、本当にうれしい」
- 「かわいそうなペスト。今はしっかり回復できるのがうれしいです。ありがとう」
など、ペストの回復を願う声や、保護団体への感謝の声が寄せられていました。
また「どの動物も、こんな苦しみを味わうべきではない」「救助してくれて本当にありがとう」といったコメントもあり、多くの人がペストの姿に胸を痛めていることが伝わってきますね。
ペストが必要な治療やケアを受けながら、少しずつ穏やかな時間を取り戻せますように!
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
獣医師の平均年収は680万5000円5/5
Lee Charlie/shutterstock.com
レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。
ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。
厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。
また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。
命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。
日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。
一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。
社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。
〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉