さいごに

終活は「死に支度」ではありません。豊かな老後を送るためのステップです。「どんな老後を過ごしたいか」「リタイヤ後にやりたいこと」などが見えてきたら、ぜひ書き留めておきましょう。興味を持った人はエンディングノートを作ってみるのもよいですね。

「終活なんてまだまだ先の話」というイメージを持っていた人も多いでしょう。老後の生活は、今の生活の延長線上にある、ということを忘れないでおきたいものです。若くて元気なうちから、身の回りや自分自身の情報を整理しておくことで、将来「老い」を意識したとき、本格的な終活に入りやすくなりますよ。

【参考】
※1「『家族と世帯』令和元年(2019年)版高齢社会白書(全体版)」内閣府
※2「日本の世帯数の将来推計-2018(平成 30)年推計-」p.10 国立社会保障・人口問題研究所
※3「終活が『自分ごと』になるのは40代から!?  『自分の終活について話している』30代36.7%、40代61.6%  終活で話したいことは『葬式』61.0%、『家の整理』60.6% 」 オレンジページくらし予報

佐橋 ちひろ