では、つみたてNISAはどうでしょうか。金融庁によれば、2019年12月末時点で、約189万口座。こちらもNISA口座を開設できる人数を考えれば、iDeCo同様にそれほど多い口座数というわけではありません。
政府、金融機関、FPが「iDeCoだNISAだ」と太鼓をたたけど、国民が躍らないのはなぜなのでしょうか。
金融機関も毎年、相当広告宣伝費を費やしていると思います。それがゆえに認知度も上がりつつあるとは思います。
しかし、先に見たように制度を活用している人はそれほど多いとは言えません。実は、iDeCoもつみたてNISAもインデックスファンドを中心とした制度となっています。
いろいろな個人投資家と話をすると、意外にも多くの人が好いといっているはずのインデックスファンドの使い方がよくわからないといいます。
メディアや書籍などでは「とりあえず目をつぶってインデックスファンドを買っておけばOK」というようなトーンですが、その部分ですでに個人投資家は困っているのです。以下に、そのポイントをあげていきたいと思います。
インデクスファンドは実は使い方が難しい金融商品
それでは、インデックスファンドが初心者にとって使いにくい理由を見ていきましょう。
著者
私たちは、保険会社・大手銀行・証券会社など金融機関での勤務経験を有したメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のマネー編集部です。
三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子・株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵・SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか・日本生命保険相互会社出身の村岸理美などを中心としたメンバーで構成。それぞれが大手金融機関にて主にリテール・法人・富裕層向けの資産にまつわるアドバイス業務を経験。主に国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険の販売業務に従事し、トップセールスで多数の表彰歴を持つ人や、研修講師として年間100回超の登壇経験を持つ元研修講師なども在籍。
専門性の高いテーマで年間8000本以上の企画・執筆・編集・監修の実績があり、特に以下の分野を中心に、厚生労働省・金融庁・総務省などの官公庁の一次情報をベースに記事を企画・執筆・編集している。
【主な執筆分野】
公的年金制度(厚生年金保険・国民年金)、社会保障制度、相続・贈与・退職金、NISA・iDeCoなどの税制優遇制度、資産運用・資産形成・保険など
執筆・編集した記事は、累計で1億PVを超える実績があり、Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。老後の生活設計、年金制度の最新動向、ライフイベントに備えた資産形成などに強みをもつ。
メンバー全員が【1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)】【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)】【CFP®資格】【一種外務員資格(証券外務員一種)】などの専門資格を保有し、実務から得た知識をもとに、複雑なお金の問題を「わかりやすく、正確に」伝えることに注力している。
信頼される一次情報に基づいた、実生活に役立つお金のコンテンツを発信していきます。(最新更新日:2025年12月7日)