2026年1月9〜11日まで幕張メッセにて開催された「東京オートサロン2026」は、昨年比5%増の約27万人が来場し、大盛況のなか終了しました。
389社が出展し、856台のカスタムカーや最新車両が展示されましたが、そのなかでも「すごいことやったね」と、トヨタ自動車株式会社の豊田章男会長に絶賛されたのが、日本自動車大学校カスタマイズ科が卒業製作の発表の場として出展した「ヴェルファイアセダン」です。
本記事では、日本自動車大学校カスタマイズ科にインタビューさせていただいた内容をもとに、こだわりポイントなどを紹介していきます。
※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。
※今回紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 「顔が良い!」豊田章男会長も絶賛の「ヴェルファイアセダン」とは?
東京オートサロン2026のなかで注目を浴びた「ヴェルファイアセダン」は、日本自動車大学校カスタマイズ科が卒業製作の一環で出展した1台です。
ヴェルファイアセダンは、レクサス「LS460中期」をベースに、約6か月かけて製作されました。
このままトヨタが販売していても不思議ではない完成度の高さと発想力に、実際に車両を見た豊田章男会長が「面白い」「パクるかもしれない」「顔が良い」などと絶賛したことで、話題になりました。
2. 【こだわりポイント】「販売されるならこうあってほしい」が凝縮された1台!
日本自動車大学校カスタマイズ科が、ヴェルファイアセダンを製作するにあたってこだわったポイントは、「いかに自然なデザインにするか」です。
「もし販売されるとしたらこんなデザインでこうであってほしい」という気持ちを込めて製作されており、見事にその想いが具現化されています。
3. 【苦労したポイント】リアクォーターからトランクにかけては新規で製作
ヴェルファイアセダンを製作するにあたって苦労したのは「リア周り」。
ヴェルファイア純正のテールランプを移植するには車幅変更が必要だったため、リアクォーターからトランクにかけては新規で製作されています。
取って付けたようなエアロパーツにしないために、給油口がある左リアも自然なデザインに製作されているのもポイントです。
4. 「私のなかで優勝はこれ」と話題!最後は公道へ
東京オートサロン2026で注目されたヴェルファイアセダンは、SNSでも「私のなかで優勝はこれ」「市販したらかなり売れそう」「かっこよすぎだろ」など、大きな話題になりました。
なお、ヴェルファイアセダンは製作して終わりではなく、公認を取りナンバー取得まで行うのが日本自動車大学校カスタマイズ科の授業となっています。
1月19日時点で車検整備中のため、公道を走る日はそう遠くないでしょう。
「ヴェルファイアセダン」の製作経緯やカスタム総額は?
最後に、「ヴェルファイアセダン」の製作経緯やカスタムにかかった総額を聞きました。
―― なぜヴェルファイアセダンを製作しようと思ったのですか?
「クラウン」4モデルのように、多様化に注目し「大人気ミニバンの雰囲気を持つセダンがあっても面白いのではないか」という発想から生まれました。
―― ヴェルファイアセダンの製作にかかった総額はいくらですか?
予算は、車両代、材料代、部品代など込みで100万円です。
ですが、正直100万円では車両を完成させることができないので、学生たちは企画書を作成したうえで各社に協賛のお願いを行い、各企業様から協賛を受けて製作をしています。
日本自動車大学校カスタマイズ科は、設立当初から学生の卒業製作の発表の場としてオートサロンに出展しており、今回で28回目を迎えました。
技術力は年々向上しており、「学生のクオリティとは思えない」などと評判です。
日本自動車大学校カスタマイズ科のみなさん、この度はインタビューのご協力ありがとうございました!
今後も、多くの人に自動車カスタムの楽しさや面白さを伝えていってください!
参考資料
- nats_customize_fukasawa(@G8YLonMkUnUY042)
- GAZOO Racing(@TOYOTA_GR)
- 日本自動車大学校
- 「TOKYO AUTO SALON 2026 | 東京オートサロン公式サイト」
松浦 悠汰