「パパやママが一生懸命お仕事して稼いできたお金だから、大切に使おうね」「家族が元気で仕事や学校に行ったり、おいしいごはんを食べたりできることは幸せだね」といった声かけはいいかもしれません。家族の存在や健康に感謝の気持ちを持ちながら、お金やモノを大切にする感覚が育まれていくでしょう。
さいごに
みなさんはどう感じましたか。
幼少時から「お金や物の大切さ」を教えながら、家計のやりくりへの興味を持たせることは、正しい金銭感覚を育てる第一歩かもしれません。
日頃から、家族で目標を立てて「〇〇貯金」をやってみる、モノを大切に扱う、など、家族でお金を大切にする雰囲気づくりができるといいですね。
親子で家計簿やお小遣い帳のつけかたを話し合うなど、子どもがお金の価値を知る機会を意識的に作ってみることもおススメです。
預貯金以外の資産形成に関する制度や、クレジットカード・電子マネーをはじめとするキャッシュレス決済など、私たちを取り巻く「お金のしくみ」は多様化が進んでいます。
情報であふれる世の中、子どもたちに正しい情報を分かりやすく説明できる大人であるために、高くアンテナを張って知識をアップデートしておきたいですね。
【参考】
『金融リテラシー調査2019年』知るぽると(金融広報中央委員会)
LIMO編集部