例えば、中学校では社会科や技術・家庭科の時間などを通じて「金融・家計」などに関するある程度のことは学習します。
しかしその知識は、実際にお金のやりくりをしてみることで定着していくものですよね。
そのベースとなるのは、やはり家庭での金融教育。
日頃の親の暮らし方や心がけ次第で、子どもに「お金」に対するある程度の教育ができるでしょう。
そこで、意識的にお金の教育を実践している家庭に具体的な方法を伺ってみました。
家族でがんばる「〇〇貯金」
「家族旅行用の貯金の状況は、家族みんなで共有しています。
『いまラストスパートだから、今月は外食を減らして貯金に充てよう』と伝えれば、子ども達も納得できるようです。
計画的にお金を貯める大切さも学んでいることでしょう」
団らん時に資産形成の話も
「投資や保険について夫婦間で相談する際は、あえて子ども達の前で話すようにしています。
『お金を預ける手段は銀行預金以外にもあるんだ』『投資にも、株や投資信託とか色々な選択肢があるのか』と、自然とお金に興味を持ってくれますよ」