お小遣いをもらったら
「子どもがお年玉やお小遣いをもらったときは、事前に使い道を決めさせています。
その場の勢いで買わない、一部は貯金するなど、お金を計画的に使う力が育めますよ。
ほしいものがある場合、『どのくらいのペースで貯めていけばいいのか』と自分で計算することもあります」
子どもにお金の話をするときは…
日頃の生活にうまくお金の話題を取り入れることで、子どもの金銭感覚は少しずつ養われていきます。
一見子どもには難しいように思われる投資の話も、お金に興味を持つきっかけになるでしょう。
また「今、どうして株価が下がっているのか」「円安になると外国からの観光客が増えるのはなぜ?」など、新聞やテレビのニュースの話題をピックアップしてみるのもよいかもしれません。
ただ注意したいのは、会話の内容によってはお金にネガティブな印象を与えてしまう可能性があるという点。
たとえば、「わが家はお金がない」「他の家より貧しい」などと強調すると、子どもは親に対して不必要に遠慮してしまうことも。
同様に、よそのお宅を「ケチだ」「金遣いが荒い」などと批判することも、人を見下したりバカにしたりすることにつながる可能性があり、好ましくないかもしれません。