住民税の「非課税」と「課税」で医療費は月3万5800円違う?「給付付き税額控除」と「就業者負担軽減支援金」の動きと制度改正期を乗り切る「3つの家計防衛策」 住民税非課税世帯を対象とした「8つの優遇措置」 2026.09.18 14:05 公開 執筆者加藤 聖人 「住民税非課税世帯」を条件とする支援は多く、課税世帯との間で医療費などの負担に差が生じる場合があります。ただし、制度ごとに所得基準や軽減方法は異なります。政府は現在、中低所得の現役勤労者を対象とした新たな給付の制度設計を進めています。この記事では、非課税世帯と課税世帯の負担差を金額で確認し、給付付き税額控除で何が変わるのか、2026年9月時点の最新情報とあわせて解説します。 この記事のポイント 住民税の非課税世帯と課税世帯における医療費・保険料の具体的な負担額の違い 2026年9月の閣議決定と大綱案で示された「給付付き税額控除」の最新動向 制度改正期において家計を守るために今すぐ実践できる3つの具体策 記事の続きを読む 出所:厚生労働省「(参考)高額療養費制度の見直しについて」 Check! 次のページでは、「高額療養費制度」における非課税世帯と課税世帯の負担の差と、「給付付き税額控除」の検討状況を確認します。2026年8月以降、70歳以上の1カ月の自己負担上限額は、住民税非課税世帯の2万5700円に対し、一般所得者の課税世帯では6万1500円となり、月3万5800円の差が生じます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 遺族厚生年金の受給対象者、「配偶者」「子」「父母」「孫」「祖父母」優先順位が一番高い人は誰?同順位の人が2人以上いる場合はどうする? 遺族厚生年金は配偶者だけのものではなく、子や父母、孫、祖父母も対象になります。ただし日本年金機構は、受け取れるのは最も優先順位の高い遺族であると案内しています。順位は子のある配偶者、子、子のない配偶者、父母、孫、祖父母の順で、父母や祖父母には死亡当時55歳以上という年齢要件があります。2026年4月分からの年金額の決まり方とあわせて、条文と一次資料で確認していきます。 【2026年10月15日支給】年金の振込額が「8月と違う」のはなぜ?令和8年度の年金月額と天引きの仕組みをFPが解説 公的年金は原則として年6回、偶数月の15日に前月までの2か月分が支払われます。2026年10月15日は木曜日にあたり、振り込まれるのは8月分と9月分です。令和8年度の年金額でみると、国民年金の満額は1人分で2か月分14万1216円、夫婦2人分の老齢基礎年金を含む厚生年金の標準的な年金額は2か月分47万4558円。10月の支給分からは、差し引かれる保険料等が仮徴収から本徴収に切り替わります。 【働くシニア層】年収180万円の壁とは?60歳以上はどう働く?企業が期待するシニアの「活躍年齢」は平均67.9歳 2026年9月に公表された最新調査によると、企業が従業員に期待する活躍年齢は平均67.9歳に達し、70歳近くまで働いてほしいという本音が浮き彫りになりました。一方で、働くシニアを悩ませるのが年金や社会保険に関わる「年収の壁」です。本記事では、60歳以上で適用される180万円の基準や、2026年に予定されている「106万円の壁」の撤廃、在職老齢年金の基準額の65万円への引き上げなど、知っておきたい3つのポイントを解説します。 【厚生年金】男女差は「約6万円」受給額の個人差が大きい理由。60~89歳「いまのシニア世代」平均年金月額一覧表をみる 2026年度の年金、6月に届く「年金額改定通知書」「年金振込通知書」何が書かれている? 【厚生年金・国民年金】9月に届いた扶養親族等申告書、年齢別の平均年金月額はいくら? 源泉徴収の基準「214万円以上」に届かない人がいる LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #住民税非課税世帯 #給付付き税額控除 #給付金 #家計管理