【厚生年金・国民年金】9月に届いた扶養親族等申告書、年齢別の平均年金月額はいくら? 源泉徴収の基準「214万円以上」に届かない人がいる 2026.09.16 18:05 公開 執筆者村岸 理美 令和9年分の「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の送付が2026年9月7日に始まりました。送付の対象は65歳以上で年金額148万円以上の方などです。一方、所得税の源泉徴収の対象になるのは令和9年分以降で65歳以上214万円以上と、基準が異なります。令和6年度末現在の年齢別の平均年金月額でみると、65歳以上の厚生年金は年額174万6996円から200万1204円で、源泉徴収の基準には届きません。 この記事のポイント 令和9年分の「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の送付は2026年9月7日に始まり、65歳以上で年金額148万円以上の方などが対象 所得税の源泉徴収の対象になる年金額は令和9年分以降で65歳未満164万円以上、65歳以上214万円以上で、申告書が送られてくる基準とは別の数字 令和6年度末現在の平均年金月額は、65歳以上の各年齢で厚生年金が14万5583円から16万6767円、国民年金が5万5633円から6万1369円 記事の続きを読む 1/3 出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、年齢別の国民年金の平均年金月額を60歳から90歳以上まで1歳刻みで並べた表を掲載しています。65歳以上では6万1369円から5万5633円まで、年齢が上がるほど下がる傾向が読み取れます。厚生年金の表と見比べながら、ご自身の年金額の位置づけを確認してみてください。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 国民年金の平均受給額「月5万9310円」!満額との差はどれくらい?年齢別で見る年金額の違い「60歳代と90歳代」で年金額に差はある? 令和6年度末現在の国民年金(老齢年金)の受給権者は3345万4617人、平均年金月額は5万9310円でした。ただし年金月額階級別にみると6万円以上7万円未満に51.3%が集まり、累積構成比で50%を超えるのもこの階級です。平均は同じ令和6年度の満額6万8000円を月8690円下回りますが、実際に最も多い層は6万円台にありました。年齢別の平均額と男女差もあわせて確認します。 【国民年金】納付率「85.2%」の裏側!未納と免除で年約1万円差がつく年金制度の落とし穴と年代別平均額をみる 厚生労働省は2026年8月28日、令和8年6月末現在の国民年金保険料の月次納付率を公表しました。最終的な納付状況を表す3年経過納付率は85.2%で、前年同期から0.3ポイント上がっています。途中経過を示す1年経過納付率は83.5%、2年経過納付率は85.8%でした。あわせて厚生労働省年金局の令和6年度事業の概況から、国民年金と厚生年金の平均年金月額を5歳刻みで確認していきます。 遺族厚生年金を左右する「短期要件」と「長期要件」の違い。働き盛りを守る「300月みなし」特例とは? 配偶者が亡くなったあと、遺族厚生年金がいくらになるのかは大きな関心事です。遺族厚生年金は亡くなった方の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3で計算するため、加入期間が短いと額も小さくなるのが原則です。ただし在職中の死亡など短期要件にあてはまる場合は、被保険者期間が300月に満たなくても300月とみなして計算します。短期要件と長期要件のちがいと、300月みなしで額がどう変わるかを確認します。 【遺族厚生年金】2028年の見直しで新たな対象者「なぜ64倍の差?」30代女性約250人と60歳未満男性約1万6000人の背景 遺族厚生年金の額は報酬比例部分の4分の3 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #公的年金 #扶養親族等申告書 #源泉徴収 #厚生年金 #国民年金