【遺族年金】2026年10月からまた減る?公務員だった人の遺族が受け取る「経過的職域加算額」段階的な引下げとは?最終的に50%へ! 遺族基礎年金は年84万7300円、遺族厚生年金は報酬比例部分の4分の3 2026.09.18 15:05 公開 執筆者村岸 理美 公務員や私立学校の教職員だった配偶者が亡くなったとき、遺族が受け取るのは遺族厚生年金だけではありません。平成27年10月の被用者年金制度の一元化で共済年金は厚生年金に統一されましたが、平成27年9月30日までの共済組合の期間には経過的職域加算額が残っています。この記事では共済組合から支払われるこの年金の中身と、令和8年10月1日以後の死亡で乗じる割合が30分の28に下がる経過措置を確認します。 この記事のポイント 平成27年10月の被用者年金制度の一元化で共済年金は厚生年金に統一され、遺族共済年金は遺族厚生年金になった 平成27年9月30日までの共済組合の期間には経過的職域加算額が残り、遺族厚生年金とは別に共済組合から支払われる 経過的職域加算額に乗じる割合は令和7年10月1日以後の死亡で30分の29、令和8年10月1日以後の死亡で30分の28に下がる 記事の続きを読む 1/2 出所:日本年金機構「被用者の年金制度の一元化」・地方公務員共済組合連合会「経過的職域加算額」を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、経過的職域加算額に乗じる割合が亡くなった日ごとにどう下がるかをまとめた表を掲載しています。令和7年10月1日から令和8年9月30日までが30分の29、令和8年10月1日から令和9年9月30日までが30分の28で、令和16年10月1日以後は30分の20になります。ご家族の状況に近い行を探して確かめてみてください。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 遺族厚生年金の受給対象者、「配偶者」「子」「父母」「孫」「祖父母」優先順位が一番高い人は誰?同順位の人が2人以上いる場合はどうする? 遺族厚生年金は配偶者だけのものではなく、子や父母、孫、祖父母も対象になります。ただし日本年金機構は、受け取れるのは最も優先順位の高い遺族であると案内しています。順位は子のある配偶者、子、子のない配偶者、父母、孫、祖父母の順で、父母や祖父母には死亡当時55歳以上という年齢要件があります。2026年4月分からの年金額の決まり方とあわせて、条文と一次資料で確認していきます。 【2026年10月15日支給】年金の振込額が「8月と違う」のはなぜ?令和8年度の年金月額と天引きの仕組みをFPが解説 公的年金は原則として年6回、偶数月の15日に前月までの2か月分が支払われます。2026年10月15日は木曜日にあたり、振り込まれるのは8月分と9月分です。令和8年度の年金額でみると、国民年金の満額は1人分で2か月分14万1216円、夫婦2人分の老齢基礎年金を含む厚生年金の標準的な年金額は2か月分47万4558円。10月の支給分からは、差し引かれる保険料等が仮徴収から本徴収に切り替わります。 【働くシニア層】年収180万円の壁とは?60歳以上はどう働く?企業が期待するシニアの「活躍年齢」は平均67.9歳 2026年9月に公表された最新調査によると、企業が従業員に期待する活躍年齢は平均67.9歳に達し、70歳近くまで働いてほしいという本音が浮き彫りになりました。一方で、働くシニアを悩ませるのが年金や社会保険に関わる「年収の壁」です。本記事では、60歳以上で適用される180万円の基準や、2026年に予定されている「106万円の壁」の撤廃、在職老齢年金の基準額の65万円への引き上げなど、知っておきたい3つのポイントを解説します。 【厚生年金】男女差は「約6万円」受給額の個人差が大きい理由。60~89歳「いまのシニア世代」平均年金月額一覧表をみる 2026年度の年金、6月に届く「年金額改定通知書」「年金振込通知書」何が書かれている? LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #遺族基礎年金 #遺族厚生年金 #社会保障